決選投票は、国会議員1人1票と各都道府県連に1票ずつ割り振られた47票の、あわせて415票で争われました。 その結果、有効票は409票で石破氏が国会議員票189票、都道府県票26票のあわせて215票、高市氏が国会議員票173票、都道府県票21票のあわせて194票で、石破氏が高市氏を逆転し、新しい総裁に選出されました。 これを受けて、自民党はこのあと臨時の役員会と総務会を開き、新しい党役員の人事を石破氏に一任することにしています。 石破氏は午後6時をメドに党本部で記者会見し、今後の政権運営などについて自らの考えを明らかにすることにしています。 その後、直ちに幹事長や総務会長など党役員人事の検討に入るものとみられます。 そして、来月1日に召集される臨時国会の冒頭で行われる総理大臣指名選挙を経て、第102代の総理大臣に就任する見通しです。 鳥取県出身の総理大臣が誕生するのは初めてとなります。