映画に関するlingo_coffeeのブックマーク (1)

  • “ホンモノの家族”ってなんだ?

    「ホンモノの親なら子供を見捨てない」 「ホンモノの親になることに憧れていたんでしょう?」 カンヌで最高の賞(パルムドール)を約20年ぶりに獲得した邦画「万引き家族」では、警察によってこんな言葉が次々と主人公たちに投げかけられる。つまり、主人公たちが身を寄せ合って創り上げた家族は、血縁関係を持たないゆえに“ニセモノ”であり、紐帯の根底に打算的なものを含んでいるから、ちょっとした圧力ですぐに瓦解するのは当然、というわけだ。 杓子定規に主人公たちを攻め立てる警察はとても憎たらしく描かれており、観客は「お前ら警察が一体何を知っているんだ」とイラッとさせられる。だが、一方で我々は日常生活において、“ホンモノの家族”という思い込みに囚われている。 実は、現代のわれわれが当たり前に持つ家族のイメージ像は近代的な産物だ。例えば、E・バダンテールの著作「母性という神話」では、17~18世紀のフランスにおいて

    “ホンモノの家族”ってなんだ?
    lingo_coffee
    lingo_coffee 2018/06/28
    家族イデオロギーの悲劇として捉える万引き家族。
  • 1