埼玉県春日部市の特別養護老人ホーム「フラワーヒル」で平成22年、女性入居者が相次いで死傷した事件で、傷害致死罪に問われた元職員、大吉崇紘被告(30)=同県松伏町=の裁判員裁判初公判が23日、さいたま地裁(河本雅也裁判長)で開かれた。大吉被告は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めた。 起訴状などによると、大吉被告は22年2月18日、当時勤務していたフラワーヒルで、入居者の三笠みさゑさん=当時(95)=の胸部を数回殴って骨折させ、心不全、もしくは出血性ショックで死なせたとしている。 検察側は冒頭陳述で、事件前に別の入居者の体調の異変に最初に気付き、施設長からほめられた大吉被告が、もっとほめられるために入居者を殴って異変を伝えようと考えたと指摘。「介護施設職員が一方的に暴行を加えた残虐な犯行」と主張した。 一方、弁護側は「適応障害の被告は『もう一度異常を報告してほめられたい』という一心で
現代思想の専門家で、批評家・作家の東浩紀氏がソーカル事件で現代人文思想が風評被害に晒されていると嘆いているらしい*1。風評被害と言う所がひっかかった。物理学の比喩をハッタリで使っていたデリダの研究者である東氏からすると、重度に意味不明な文章を書いていたラカンと一緒にされるのが嫌なようだ*2が、同罪に思える。東氏の姿勢にソーカルが批判していた部分が見え隠れするからだ。 1. 数学・科学用語を濫用するポストモダンな現代思想家 ソーカル事件からおさらいしておこう。1994年にアラン・ソーカルが数学・科学用語をデタラメに使った論文を作成し、著名評論誌にそれを送ったところ掲載されてしまい、ソーカル自身は数学・科学用語の使い方が間違っている事しか指摘していないが、現代思想のデタラメさが露見した事件である。ソーカルが書いた『「知」の欺瞞』を見ると、ドゥールズ、デリダ、ガタリ、イリガライ、ラカン・・・とポ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く