印刷 関連トピックスドバイハイサム・マレハ氏=石合力撮影シリアをめぐる構図トルコとシリアの地図 シリア反体制派「シリア国民評議会」幹部が17日、アラブ首長国連邦ドバイで朝日新聞記者のインタビューに応じた。シリア軍離脱兵らでつくる武装組織「自由シリア軍」との間で調整機関設置に合意しトルコ国境に「解放区」をつくる作戦を近く始めると述べた。 親子2代のアサド政権下で政治犯として長年拘束された、国際的にも著名な人権弁護士ハイサム・マレハ氏(81)。アサド政権が国際的な孤立を深めるなか、反体制派の政治、軍事部門の連携を強め、政権打倒に向けた国際社会の支援を加速させる狙いだ。自由シリア軍の兵力は現時点で数万人規模。解放区を作るには、欧米、湾岸諸国による軍事、財政支援や国際社会による「飛行禁止空域」設定などがカギになる。24日にチュニジアである反体制派支援の「シリアの友人」会合について「政権打倒に向