細野豪志環境相は9日、世界自然遺産として奄美・琉球諸島(鹿児島、沖縄県)の登録を目指し、本格的な準備を始めることを明らかにした。登録する地域の選定や地域住民、関係省庁との調整を進め、早ければ来年1月にも国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に、登録希望の意思を示す「暫定リスト」を提出する方針。実現すれば、昨年登録された小笠原諸島(東京都)に続く国内5番目の世界自然遺産となる。【藤野基文】 細野環境相は、この日開かれた中央環境審議会自然環境・野生生物合同部会に出席し、「奄美・琉球諸島をできるだけ早く登録したい。地域や地方行政との連携も含め前向きに進めていきたい」とあいさつした。 奄美・琉球諸島は、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギ、天然記念物のヤンバルクイナなど希少動植物や固有種が多くみられ、それぞれの島で固有の生態系を持つことで知られる。 環境省と林野庁は03年5月、知床(北海
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く