内閣府の有識者検討会は29日、駿河湾から日向灘の「南海トラフ」を震源域とする最大級の地震が起きた場合、関東から九州・沖縄の30都府県で最大32万3千人が死亡、238万6千棟が全壊・焼失するとの被害想定を公表した。東日本大震災の被害を大幅に上回るが、内閣府は「対策を取れば減災は可能」と説明。津波からの避難の徹底や建物の耐震化を急ぐよう呼びかけている。政府は、最悪の事態への備えを強化するため、特別法
内閣府の有識者検討会は29日、駿河湾から日向灘の「南海トラフ」を震源域とする最大級の地震が起きた場合、関東から九州・沖縄の30都府県で最大32万3千人が死亡、238万6千棟が全壊・焼失するとの被害想定を公表した。東日本大震災の被害を大幅に上回るが、内閣府は「対策を取れば減災は可能」と説明。津波からの避難の徹底や建物の耐震化を急ぐよう呼びかけている。政府は、最悪の事態への備えを強化するため、特別法
静岡県富士宮市浅間町の無職遠藤忠夫さん(85)が、地震を感知すると鉛玉が転がり落ち、電気のブレーカーを落とすという装置を発明し、特許庁から意匠登録の認定を受けた。 遠藤さんは「大きな揺れが来たらブレーカーを落とす余裕がない。万一の時、電気による火災を少しでも減らせれば」と話している。 装置は、長さ約20センチの細い鎖の先に55グラムの鉛玉を取り付け、鎖のもう片方の端をブレーカーのスイッチに固定したもの。鉛玉は普段、鉄の板の上にあるが、大きな地震が起きると鉛玉が板から落下し、その重みでブレーカーが落ちる仕組みだ。 今年1月6日に、特許庁から意匠登録が認められた。 遠藤さんが苦労したのは、鉛玉の重さをどのくらいにするかだったという。「軽すぎると、弱い地震でも反応してその都度ブレーカーが落ちてしまうし、重すぎては役に立たない」。試行錯誤の末、55グラムがちょうどいいと分かった。 遠藤さんは旧国鉄
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