韓国が「赤化」の危機を迎えた。次期大統領選の有力候補とされた潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が韓国メディアや世論のバッシングで不出馬に追い込まれ、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表がさらに優勢となったからだ。文氏は「反日」「従北」「反米」の政治家として知られる。日米韓同盟の破綻や朝鮮半島の「赤化統一」も冗談でなくなるかもしれない。 潘氏は1日の記者会見で、「人格殺害に近い陰謀とさまざまな嘘のニュースで政治交代の名分がなくなった」「個人と家族、10年間務めた国連の名誉を傷つけた」と不出馬の理由を述べた。 潘氏をめぐっては、贈賄事件で親族が起訴され、潘氏本人の裏金疑惑まで報じられていた。さらに、国連事務総長時代には慰安婦問題をめぐる日韓合意を評価しながら、1月に韓国に帰国すると、合意に基づいて日本政府が拠出した10億円について「10億円が像撤去に関連するのなら間違いだ。