Dockerコンテナの開発環境「Rancher Desktop」でWebAssemblyがサポートされた。Spinフレームワークを用いることで実現する。これでDocker DesktopやPodman Desktopを含む主要な環境でWebAssemblyがサポートされる。 SUSEがオープンソースで開発し提供しているDockerコンテナの開発環境「Rancher Desktop」の最新バージョンとなる「Rancher Desktop 1.13.0」で、WebAssemblyが実験的にサポートされると発表されました。 We're proud to introduce Rancher Desktop v1.13 Starting this release, we've enabled experimental support for #WebAssembly workloads, lever
Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場 WindowsやMacなどのデスクトップPCでVisual Studio Code(以下VSCode)を利用して開発をする場合、同じローカルマシン上でDockerコンテナのLinux環境を起動し、VSCodeのターミナルで接続して操作することは、開発環境としてよくあることだと思います。 これと同じことをWebブラウザ版のVSCodeでも実現する、すなわちWeb版VSCodeが同一Webブラウザ上にWebAssembly化したDockerコンテナを起動し、Web版VSCodeからローカルマシンとして接続し利用できる、実験的実装を実現したVSCodeの拡張機能「vscode-container-wasm」が登場しました。 V
この連載は、「LXCで学ぶコンテナ入門」というタイトルです。序盤を除くと、LXC自身を紹介するというよりは、Linuxカーネルに実装されているコンテナ関連の機能を紹介をすることが多く、カーネルの機能を紹介する際に、実行例でLXCを使ってきました。その後、LXCを開発しているLinuxContainersプロジェクトからは、コンテナマネージャとしてLXDの開発がスタートし、この連載でもLXDを使ってカーネルの機能を説明することがありました。 LXDは、コンテナと仮想マシンの両方を管理できるマネージャソフトウェアです。LXCもLXDも、OS環境を起動させるシステムコンテナを扱うことを主眼に開発されています。 gihyo.jpでは、LXDについては本連載ではなく、Ubuntu Weekly Recipeで柴田充也さんが頻繁に取り上げており、基本的な操作から応用まで幅広い話題が紹介されています。
This post was contributed by Docker Captain Vladimir Mikhalev. Happy New Year, Docker Fans! I hope your 2024 is off to a great start. Whether you’re a Docker expert or new to the Docker community, you may be wondering about the best ways to optimize or get started quicker on Docker. As a Docker Captain and a Senior DevOps Engineer, I’ve been using Docker for more than six years, and I’m looking fo
Docker社がTestcontainersの開発元AtomicJar社の買収を発表。Dockerでの統合テスト環境を強化 Docker社がTestcontainersの開発元であるAtomicJar社の買収を発表しました。 Big news! @AtomicJarInc is now part of @Docker! Together, we will continue to invest in and extend the open-source project that we all love @testcontainers. Read the blog by @bsideup: https://t.co/rh2rW8Q5PY pic.twitter.com/AEKHZWXKr6 — Testcontainers (@testcontainers) December 11, 2023
カナリアリリースに関連のある部分を図に起こしたものが以下です。 ECSクラスターの中にあるサービスに対してターゲットグループを設定し、ALBからのリクエストをタスクに割り振っています。 デプロイはGitHub ActionsのWorkflow Dispatchを使用し、ボタン押下で実行できます。このプロセスはDockerイメージをビルド、Amazon Elastic Container Registry(以下、Amazon ECRと表記)にイメージをプッシュし、Amazon ECSのタスク定義を更新すると自動的にタスクのローリングアップデートが走る仕組みを使用しています。 余談ですが、クーポンサービスでは以前Spring Boot 2.6を採用していました。 Spring Bootの3系へのアップグレードについては記事「出前館クーポンサービスでのサーバーアプリケーションのSpring Bo
最近実際に開発現場にコンテナを導入してきた経験から、公式ドキュメントに記載されているベストプラクティスに実際どうなんだということを言ってみようと思います。公式に書いてあることを間違ってると指摘という意図はありません 発言は個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではありません。 2023/12/3更新: 燃えかけてるのでタイトルを変えました。 補足: こちらの環境は下記を想定しています。 Java CICD/本番環境イントラネット内に整備 WF開発 マルチステージ・ビルドを使う マルチステージビルドの目的 公式ドキュメントには、下記のように記載があります。 マルチステージ・ビルド は、中間レイヤとイメージの数を減らすのに苦労しなくても、最終イメージの容量を大幅に減少できます。 つまり、最終イメージの容量を減らすことが目的であって、その一つの手段としてマルチステージビルドを進めて
ローカルマシンにコンテナとKubernetes環境などを構築する「Podman Desktop 1.5」リリース。導入設定が容易に、コマンドパレットも使いやすく Red Hatは、GUIでDockerコンテナやKubernetesの操作を可能にするオープンソースのデスクトップアプリケーション「Podman Desktop 1.5」のリリースを発表しました。Windows、Mac、Linuxに対応します。 #Podman Desktop 1.5 is here, offering faster onboarding with guided setup and configuration and deeper insights with an expanded summary tab for #Kubernetes pods. Check out these features and more
Dockerがコードネーム「Docker Debug」発表、コンテナ内に任意のデバッグツール群を一括導入、効率的なデバッグを実現。DockerCon 23 Docker社は米ロサンゼルスで10月3日と4日の2日間、年次イベント「DockerCon 23」を開催しました。 1日目の基調講演で、Dockerコンテナ内でのアプリケーションのデバッグを高効率化するDocker Desktopの新しい拡張機能「Docker Debug」(コードネーム)が発表されました。 コンテナのデバッグは面倒 一般にDockerコンテナは、使用メモリの最小化とセキュリティを高めるなどの目的で、余計なシェルコマンドやツールなどを徹底的にそぎ落としたOSの上にアプリケーションを載せた構成にします。 そのため、コンテナ内のアプリケーションに問題が発生し、その解決のために基本的な動作確認や設定確認などをしようとした場合で
こんにちは。梅原です。 今日はECSのデプロイタイプについて改めて整理します。 ECSのデプロイ方法は3つあります。 ローリングアップデート Blue/Greenデプロイ 外部デプロイ の3つです。 この記事ではローリングアップデートとB/Gデプロイについて流れをおさらいします。 ECSの前段にALBを置いた構成を例にします。 ローリングアップデート ローリングアップデートの流れを見る B/Gデプロイ B/Gデプロイの流れを見る ローリングアップデートとB/Gデプロイの比較 最後に ローリングアップデート ローリングアップデートとは、稼働中のECSタスクをそのまま新しいタスクに置き換える方法です。一番オーソドックスなデプロイ方法なのではないでしょうか。 ECSのみでデプロイすることができ、設定箇所も主に後述する2つだけなので手軽にできます。ですがデプロイ中は新旧のタスクが混ざる状態となるた
https://event.cloudnativedays.jp/cndf2023/talks/1910
Here are 5 ways to optimize Linux container size and build small images. When Docker exploded onto the scene a few years ago, it brought containers and container images to the masses. Although Linux containers existed before then, Docker made it easy to get started with a user-friendly command-line interface and an easy-to-understand way to build images using the Dockerfile format. But while it ma
[アップデート]全 AWS Fargate 利用者必見! Seekable OCI インデックスによりコンテナの起動が大幅に高速化するようになりました はじめに 昨年、AWSはSeekable OCI(SOCI)の導入により、アプリケーションの起動と同時にコンテナからデータを非同期にダウンロードするコンテナイメージの遅延読み込みを実現しました。 これにより、コンテナイメージを変更せずにアプリケーションをより速く起動できるようになりました。 今回、SOCIがAWS Fargateにもサポートされました! SOCIは、ECRに保存されているコンテナイメージと同じECRにインデックスを作成しておくことで、イメージ全体をダウンロードせずに個々のファイルを抽出してコンテナを迅速に起動できます。 Amazon ECR リポジトリからイメージをダウンロードする際には、自動的にSOCI インデックスの有無
DockerコンテナイメージをWebAssemblyに変換、Webブラウザ上での実行も可能にする「container2wasm」バージョン0.3が登場 DockerコンテナイメージをWebAssemblyに変換し、WebAssemblyランタイム上で実行可能にするツール「container2wasm」のバージョン0.3がリリースされました。 開発者はNTTの徳永航平氏。container2wasmは実験的なツールとしてオープンソースで公開されています。 バージョン0.3では、RISC-Vアーキテクチャに加えてx86_64アーキテクチャのDockerコンテナイメージにも対応したことが大きな変更点です。 実際にDockerコンテナイメージをWebAssemblyに変換したものをWebブラウザ上で実行できるデモページも用意されました。 下記はインテルの64ビットプロセッサを搭載したWindows
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