2015年、もうすぐ終わりですね。 わたしは12月半ばから放射線治療をはじめ、病院の営業日のあいだ毎日通院をしていましたが、昨日で “病院納め” をしてきました。まあ1月4日には “病院はじめ” があるんですけど。 今年は5月に乳がんを宣告され、ひとことでいえば、最悪な一年でした。 でも、この記事では、あえて “がんになって良かったこと” を書こうと思います。 1. 家族の大切さをわかったこと もっとも心配をかけ、世話になったのは家族です。たぶん、わたし自身よりつらかったと思います。 実際的なところでは、母は、新幹線で4, 5時間かけて何度も世話にきてくれたし、夫は慣れない家事を手伝い、わたしの治療の判断の手助けをしてくれました。母は、自分を責めたかもしれないし、夫は、ボロボロになる妻を見るに堪えなかったかもしれません。 それでも、絶対に離れずに励ましてくれるのが家族だと、改めて実感しまし