shibuyabooks.net 2024 著作権. 不許複製 プライバシーポリシー
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 プロダクションI.G.といえば「銀河英雄伝説」などの製作請負や、押井監督作品「映画版パトレイバー 」「攻殻機動隊、イノセンス)」、最近では「スカイ・クロラ」のアニメーション製作をしています。石川光久さんはアニメーション製作のプロデュースを手がけながら、自ら立ち上げたプロダクションI.G.を上場させ、会社経営をとりしきっています。この書籍はその会社経営手腕、「現場」に力を発揮させるために心がけていることについて紹介しています。 (タツノコからの独立) 僕は現場の人間だから、「現場は腐っていない」という思いが強かったのですが、タツノコの経営が悪くなってくると、新人とか若いスタッフが簡単にクビにされて、良い人材がどんどん出て行ってしまいました。それなのに、会社の上だけはゆるがずに
combine books & foods…中目黒夜10時からにぎわう目黒川沿いの古本カフェ&バー。独特の空気感は”ベルリン”。「文学は高尚なものじゃない」と語るオーナーがセレクトした古本が並ぶ巨大な書架は圧巻です。 目黒川沿い、古本とカフェとバーと コンクリート打ちっぱなしの店内に響く音楽。壁にプロジェクターが投影するのはSonic Youthらしき影。カウンターに座った一人客がたまにそれを一瞥し、それからまたお酒に戻る。壁一面を埋めつくす古本の背表紙を眺めると、トマス・ピンチョン、ユイスマンス、アラン・ロブ・グリエ、ジョン・ケージ……。 そんな光景が見られるcombineは、2005年5月にオープンした古本カフェバー。下高井戸にあった小さな古本屋「バラー堂」が中目黒に移動して新しく作り上げた空間です。目黒川沿いの大きな建物は築30年以上。combineが入居した1階フロアは、かつてはす
表題に釣られて読んだわけではない。表題が内容を反映していないとも言い難い。「高学歴男性におくる弱腰矯正読本 男の解放と変性意識(須原一秀)」(参照)は奇妙な本だった。面白かったかと言えば面白いのだが、一種の奇書の類でどう評価していいのかわからない困惑を覚える。いわゆる「トンデモ本」かというと、取りあえずはそうではないというぎりぎりの臨界の内側にあるようでいて、変性意識(非日常で狂気に近い状態の意識)というテーマを扱う学問的フレームワークがほとんど独断的に無視(著者は喝破のつもりかもしれない)しているように見える点ではトンデモ本と言っていいだろう。初版日付は2000年の1月31日。7年前だ。この7年の意味はもしかするとまた別のエントリで書くかもしれないし、もしかすると察しの良いコメントを頂ける可能性もゼロでもないかもしれない。 専門スジにはトンデモ本でしょうと言ったものの、そのスジの人、つま
話題の雑誌『MONOCLE』がいよいよ創刊されました。 青山ブックセンターでは、この『MONOCLE』を大々的に販売していきます。 ぜひ、皆さま、1冊買って読んでみて下さい!! 世界中でセンセーショナルな話題を振りまいたあのWallpaperの創刊から10年。その創刊者、タイラー・ブリュレが満を持して新雑誌.「MONOCLE」を発表。 中身は意外にもビジネス、国際情勢をメインとし、世界中を飛び回るジェットセッターたちをターゲットとする。また、マンガが連載され、更に創刊号では日本が特集される。上質なファッションフォトに加え、今回作り手がこだわったのが、「読ませる記事。」あらゆる情報が即座に手に入る現代において、雑誌というメディアの存在感を大きく示すであろう、「MONOCLE」は2月17日発売予定(一部地域によっては発売が遅れる場合がございます) www.monoclemagazine.co
今、あえて時代の流れに逆らって「総合誌」を立ち上げるのであれば、「雑誌2000円論」は暴論では無いかもしれないと、仲俣暁生さんの記事を読んで、ちょっと考えを改めました。 ●2008-06-09 - 続・雑誌2000円論は暴論か【海難記】 Wrecked on the Sea http://d.hatena.ne.jp/solar/20080609#p1 分断の時代の、出会いの場としての「新・総合誌」論 昨日のエントリーはただの値上げ論ではなくて、雑誌というものの性格をまったく新しいものにしないと、いまある市場のなかでいくら新雑誌を創刊しても無理だろう、という話だ。 (中略) ようするに私がいいたいのは、「総合誌の時代はもう終わった、これからは個別の興味に応じた雑誌の時代だ」という考え方に対する反対である。個別の興味に応じた雑誌はあってもいいけれど、「総合」という言葉の意味を変えれば、いまで
曲を作ってアレンジをして、とここまではなんとか出来るようになっても、その先のミックスやマスタリングって非常にエンジニア的な要素も多くて、いまひとつ自分のやっていることに自信がもてないのです。 EQやコンプの設定とかを人に聞いても「曲によるよねー」って感じで、今ひとつ明瞭じゃない。ま、どんな曲にも当てはまる設定なんてあるわけないので、しかたないんだけど。 しかし、今回のSOUND DESIGNERの特集は、この知りたかったことがずばり載ってます。 その上、WEBから実際の音も聴けちゃうというおまけつき。 目からうろこがぽろぽろ落ちました。 今まで、この手の特集をしている雑誌とかを一生懸命読んできましたが、これは、その中でもベストな出来じゃないかと思います。 これは、保存版ですよ。 この値段で、これだけの知識が手に入るなんて、感涙です。 宅録とかしてる人にはまじでおすすめです。 【お知らせ】今
データベースは新時代の神たりうるか?:イアン・エアーズ『その数学が戦略を決める』 私たちは、普段生活する中で多くの判断を繰り返しています。朝食のメニューから寝る前に読む本まで、私たちの生活は大小さまざまな判断の積み重ねでできあがっています。時としてその判断が間違っていて、古くなった牛乳にあたったりベッドの中で読む本が予想外に面白くて結局一睡もできなくて翌日フラフラになったりすることも、私たちはしょっちゅう経験しています。そういう幾多の判断において、私たちがあてにする材料は、大体の場合、直感と経験則です。昨日も飲んだから今日もこの牛乳は大丈夫だろう。何となくこの本が面白そうなオーラを放っているぞ・・・・・・。 まあ、大概の判断は、間違えてもそれほど大きな損失に結びつくことはないかもしれません。でも、一方で、ビジネスや政治、そして医療の世界には極めて慎重で失敗の許されない判断を迫られる局面が多
モエリロンさんの、「ブログとライターの違い」について思ったこと。 私がブログあがりのライターであるために、「(紙媒体ではなくても)ブログで読めばいいじゃん」という批判は想定の範囲内*1でしたが、とうとう編集者の方にまで、「紙媒体とネットの違いは何か」という趣旨のことを言われてしまったので、ブロガーとライターの差異化は今後の課題になりました。 たしかに現時点ではブログで喰えそうな感じはしないのですが、ブログ開始からここまでが確率的に結構狭い道のりだったので、ここからプロのブロガーになるのも夢ではないような気がしています。甘いかな。 ブロガーとライターの違い『萌え理論blog』 あと、もいっこ、ある意味この辺の話題の発端でもある有村さんのこれにも。 * プロのライターであるお前がまずブログをやめろよ 実際に、これを規範としているライターは存在する。同僚にも、ブログはあくまで仕事を告知する場、名
著者は「現代思想入門」みたいな本をたくさん書いており、どれも似たような内容なので、それを読んだ人にはおすすめしない。しかし彼もいうように、そういう初歩的な知識もなしに「ネオリベ批判」とか「格差社会」を語る若者が最近、増殖しているようだ。「民族派」だったタレントがサヨクに「転向」して『蟹工船』に涙したり、秋葉原事件の殺人犯の「人間疎外」を語るメッセージに2ちゃんねるで共感の声が集まる、といった現象には不気味なものを感じる。 特にひどいのは、松尾匡『「はだかの王様」の経済学』だ。最初は冗談かと思ったのだが、どうやら彼は本気で、初期マルクスの「疎外論」が現代に有効だと考えているらしい。本書も指摘するように、現状を人間の本質が「疎外」された状態として糾弾し、「本来の姿」を取り戻そう、とネジをまくのは、かつての学生運動でおなじみの擬似宗教的なスローガンである。ポスコロも「ジェンダーフリー」もその変
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く