前回の出題は、回答が1つどころか無限大のさらに無限大もあるという、とほうもない設問でしたが、その出題背景は応募者がどこまでその可能性を追求する資質を持っているかを問う問題でした。では、その設問の中の北極点と南極点に関連派生する問題として、 の回答に移ります。 風向きの表現 地球の自転軸が地表と交わる点、それが北では北極点、南では南極点になりますが、それぞれを緯度で表現すると、赤道の0度を基準にして北緯90度、南緯90度の地点です。 しかし、東西方向の位置を示す経度となりますと、すべての経度の集約終着点がこれらの両極点になりますから経度はなく、その度数表現はできない特異点となります。 したがってこの特異点においては東西方向がないため、北極点ではすべて南からの風、南極点ではすべて北からの風となり、通常表現されるような風向きなどはないのではないか、という疑問が出てくるわけです。 しかしこれだと、