震災を考慮し、年賀状で悩んでいる方へ今年は震災を考慮し、年賀状を出すか出さないか、出すとしてもいつも通りでよいのかなど悩んでいる方へ。解決策と、判断材料となるお正月の意味や年賀状の役割をお伝えします。 今年は震災を考慮し、年賀状を出すか出さないか、出すとしてもいつも通りでよいのかなど、悩んでいる方が多いようです。これは被災された方に対してのみならず、他の方に対しても同様で、私も幾つか取材を受けました。 こうしたお悩みの判断材料になればと思い、年賀状についてお話します。 なぜ「明けましておめでとう」なのか? まずはお正月について簡単に説明します。正月行事の由来を知っておくと、年賀状を考えるのに役立ちます。 おなじみの正月行事は、新年に幸せを授ける年神様を家に迎えるためにできました。年神様は祖霊神(ご先祖様)、山の神、田の神でもあるため子孫の繁栄や五穀豊穣を司っており、門松、注連縄、鏡餅、おせ