特許庁は企業の従業員が発明した特許について、条件付きで企業に帰属させる方向で検討に入った。いまは発明した従業員が特許を持つが、企業の設備や同僚の協力なしに発明するのは難しいためだ。ただ従業員に報酬を支払う新ルールを整備し、企業が発明者に報いることを条件とする。特許庁が3日に開いた有識者会議では、経団連の和田映一氏ら産業界の委員が「法律で発明者に報奨することを定めるのは、企業と従業員の双方に有意
交流サイト(SNS)大手ミクシィが15日、突然のトップ交代を発表した。創業者で最大株主の笠原健治社長(37)が6月25日付で会長に退き、新社長に30歳の朝倉祐介執行役員が就く。ネット業界の中でも異例の速さで世代交代を図る狙いは、停滞する同社がもう一度ベンチャー精神を取り戻し、次の成長に向けて前進するため。ネット起業家の当たり年とされた76世代(1976年前後の生まれ)の笠原氏から、次の当たり年とされる82世代(1982年前後の生まれ)の朝倉氏へ――。新社長が舵取りするミクシィはどこへ向かうのか。社長交代の舞台裏や、10年後の会社の姿、今後手掛ける大胆改革の中身など、朝倉氏がインタビューで語った。
ソフト大手の米アドビシステムズが、画像処理ソフト「フォトショップ」など主力ソフトの販売を"中止"する方針を固めた。6月からは月額制で利用料金を徴収する「サブスクリプション型」に移行する。アドビの決断はトヨタ自動車がある日突然、クルマの販売をやめてレンタカー事業に専念するようなものだ。大胆な方針転換の背景を探った。主力製品の販売中止をサプライズ発表6日、アドビは米ロサンゼルスで開発者向け会議
会社説明会や採用面接……。来春卒業を予定する学生の就活シーズンまっさかりの大型連休中、ちょっと変わった説明会が都内で開かれた。テーマは「無職説明会~大切なことは全て無職時代が教えてくれた」。「就職できなかったら自分の人生はダメだ」と諦めてしまう人に、無職の経験を生かした人たちが力強いメッセージを発信した。会社勤め20年を超えた記者も参加。無職という言葉からイメージする無気力、無関心とは正反対の盛
ネットの熱狂をリアルに再現――。27日、3306万人の登録会員を抱える動画配信サービス「ニコニコ動画(ニコ動)」による大型イベント「ニコニコ超会議2」が幕張メッセ(千葉市)で開かれた。超会議は一般ユーザーが作りあげるニコ動の「すべてを地上に再現する」ことをコンセプトに昨年から始まった。2回目となる今年の特徴は、企業に加えて政党や自衛隊といった組織の存在感が大幅に増したことだ。27日は安倍晋三首相も訪れ、会場内を練り歩いた。28日までの2日間で約10万人の来場者を見込んでいる。
無料の公衆無線LANサービスが利用者情報を無断で取得していたとして今年4月に総務省から行政指導を受けた通信関連ベンチャーのコネクトフリー(東京・品川)が、また物議を醸しそうな新手のサービスを投入した。今回はiPhoneを経由してパソコンをネット接続できるという、特定ユーザーにとって垂涎(すいぜん)のサービスだ。手持ちのスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)などを通じて、パソコンなど外部機器か
クラウドに預けていたデータが、「雲」が消えるかのごとく消失してしまった。20日17時頃、レンタルサーバー会社のファーストサーバ(大阪市)で起きた「データ消失」事故。その深刻な状況が日を追うごとに明らかになってきている。被害にあった顧客件数は5698件で、ほとんどが復旧不可能な状態。ウェブサイトやメールに加え、顧客情報やスケジュールなど多種多様なデータが失われ、業務が止まった企業からは悲痛な叫びが聞こえてくる。いったい何が起きているのか。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く