タグ

2009年11月23日のブックマーク (9件)

  • 自由と憎悪 - Arisanのノート

    芸もないが、今回もちくま学芸文庫版のサルトル『存在と無』から、興味深い箇所をメモ。 存在と無―現象学的存在論の試み〈2〉 (ちくま学芸文庫) 作者: ジャン=ポールサルトル,Jean‐Paul Sartre,松浪信三郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/12/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (21件) を見る 巻2の終わりのほうだが、「まなざし」によって「対象化する/対象化される」という相克の関係が、他人に関わる自己の存在のあり方(対他存在)の質であると考えるサルトルは、その相克的なあり方をもっとも代表的にあらわすものとして「性的欲望」というもの、つまりは人間の性的な存在(関係)のあり方を捉え、そこからさまざまな事象を記述していく。 たとえば、こんな風に書いてある。 われわれは、決して、平等の次元に、具体的に身を置くことができない。い

    自由と憎悪 - Arisanのノート
  • 『決定版 太平洋戦争3 「南方資源」と蘭印作戦』資源不足の総力戦という矛盾 | Drupal.cre.jp

    パラドックス社の『Hearts of Iron2』で日をプレイすると誰もが気づく構図がある。 それは、日経済にとってアメリカとイギリスはなくてはならぬお客様であるということだ。日中戦争をうまくやって中国を占領しようが、工業力に比して、資源が不足しがちな点に変化はない。70年前のアジアは自給自足には向いていないのだ。全力で戦争は避けて、ひたすら商売。これが『Hearts of Iron2』での日が勝利するもっともシンプルな道である。どうしても大戦争がやりたければ、イギリスかアメリカと仲良くしてナチスドイツと戦う『紺碧の艦隊』(荒巻義雄)プレイがお勧めだ。 さて、以上はゲームの話であるが、現実もそんなものである。 『徹底検証「無資源国」日の内実』という森忠夫先生の記事によると、戦前の日の貿易メカニズムは、三つの環節によって成り立っていたという。 ・第一環節:日(生糸)-アメリカ

    lotus3000
    lotus3000 2009/11/23
    さらにイデオロギーの誘導もうまく行わないと、身内同士で消耗しかねない。
  • 『ガザ紛争2008-2009』山崎雅弘(『歴史群像No.95』より) 敵よりも身内が怖い紛争 | Drupal.cre.jp

    イスラエルとパレスチナの紛争を、遠くはるか極東の島国から見ると、問題の解決方法は一目瞭然である。 イスラエルは、パレスチナの人々の権利を保証し、彼らの自立を促し。 パレスチナは、テロによる紛争悪化を止め、経済と生活を再建する。 お互いに、相手の利益と権利を尊重する―― 子供でも分かるこの理論は、だが、これまで受け入れられることがなかった。山崎雅弘さんが記事のまとめに書かれているように、この問題は、イスラエルとパレスチナの戦いとして考えると、おかしくなる。 これは、双方のマクシマリストとミニマリストの“身内の戦い”であり、イスラエルとパレスチナの紛争とは、その“身内の戦い”の結果でしかないからだ。 マクシマリスト(最大利益追求)とミニマリスト(最小利益受諾)とは、あまり日常的に使う言葉ではないが、あえて乱暴にまとめると強硬派≒マクシマリスト、穏健派≒ミニマリストであろうか。 イスラエルの中

  • 伝統について語る

    MATSUMOTO Goshi/松剛志 @mg54tw 伝統に関して考えたことをブログに書きました。伝統は地方都市のいくつかにとっては非常に重要な“言葉”であるはずです。今回の記事は、学部生の頃に書いたものの転載ですが、いまだに僕のベースとなる思考です。よかったらぜひ。http://gshblo.exblog.jp/12940647 kusa @Ksin222 @mg54tw こんばんは。ブログの伝統論読みました。僕は伝統について詳しく考えたことなかったんで勉強になりました。さて、感想というか僕の意見を書かせていただきます。長くなることは目に見えてますが(笑) kusa @Ksin222 @mg54tw 僕は基「人」と「時間」と「空間」について考えるようにしてます。文化論を考える時は。んで、伝統について考えると「人によって受け継がれ」、「時間によって移ろい」、「空間によって描かれる」と

    伝統について語る
    lotus3000
    lotus3000 2009/11/23
  • ODN:サービス終了のお知らせ

    ご訪問いただいたお客様へのお知らせ アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 ODNトップページへ

  • 中村雄二郎の『悪霊』論2 - 恐妻家の献立表blog

    中村雄二郎『悪の哲学ノート』を読んでから、ハンス・ヨーナス『生命の哲学』所収の「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」という論文を読んで驚いた。 生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス) 作者: ハンスヨーナス,Hans Jonas,細見和之,吉陵出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2008/11メディア: 単行購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (30件) を見る呆け中年が何をそんなに驚いたのかというと、この論文でヨーナスは自らのグノーシス主義研究をふりかえり、次のように言っているからだ。 ずっと以前にグノーシス主義の研究に取り組んでいたとき、私は、ハイデガー学派のもとで学んだ視点、いわばその「光学」によって、それまで捉えられていなかったグノーシス主義的思考の諸側面を理解する立場に自分がいることに気づいた。(ヨーナス、p378) ヨーナスのグノーシ

    中村雄二郎の『悪霊』論2 - 恐妻家の献立表blog
  • あままこ(天原誠) on Twitter: "はてなブックマークを眺めていて今気づいたんだけど、id:TakahashiMasakiとid:NaokiTakahashiって違う人だ……"

    はてなブックマークを眺めていて今気づいたんだけど、id:TakahashiMasakiとid:NaokiTakahashiって違う人だ……

    あままこ(天原誠) on Twitter: "はてなブックマークを眺めていて今気づいたんだけど、id:TakahashiMasakiとid:NaokiTakahashiって違う人だ……"
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
    lotus3000
    lotus3000 2009/11/23
    そしてこれが同化の道にもつながりかねないというのも事実。俺は母語も搾取してやるぜ!ぐらいの覚悟もいる気がする。
  • 奄美に隠された日本の行方のヒント - 凍てつく南島

    奄美の国籍, 沖縄, 鹿児島昨日はアクセスがいきなり跳ね上がっていて驚いた。薩摩も哀れなもんだ。沖縄にそそのかされてみっともないイベントを許してしまった土台は、島津に苦しめられた自分たち先祖を差し置いて手垢のついた島津の維新物語に常日頃まどろんでいるからだろう。鹿児島が飛翔できない所以だ。 保守からのブコメも見られたが検討違いもはなはだしい。サヨクな方々もいらっしゃったようですが、自分たちの運動に奄美は使えるとか思わないでくださいね。頼みますよ。個人的な考えでは、島津の軍事大国も琉球王国も左翼運動も同じようなイデオロギーだ。鹿児島が島津維新物語に、沖縄が琉球王国史にまどろんでも奄美にはそのどちらも存在しない。イデオロギーなど根付かせない我らこそが原日人であり、我らこそが原琉球人だという体感があるからだと思う。イデオロギーの偽善さと教条主義的香りは漂ってくるという表現がふさわしいか。日