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http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20140910/1410394021 http://d.hatena.ne.jp/dlit/20140911/1410405410 個人的には、歴史は科学じゃなくて(事実と推定されるものを元にした)文学だと思うなあ。事実の推定のやり方はそれなりに科学的だと思うけど、事実と事実の関係の解釈が完全に文学。「歴史の流れ」とかさ、SFとかで時々出てくる「歴史の補正力」と同レベルのトンデモでしょ。 事実推定の段階から文学入ってる歴史修正主義みたいなクソと一緒にすんなっつーのは分かるんだけど、左翼の人たちが大好きな唯物史観だって、都合のいい事実だけを繋げて作った「星座」だと思うしなあ。 ある出来事Aと別の出来事Bに因果関係が存在することを証明するのって、再現がほぼ不可能な「歴史」においては事実上不可能なはずなのに、経済学とか社会学
日本最大の風俗激戦区をどこかご存じだろうか? 歌舞伎町でもなければ、渋谷や池袋でもない。実は「新橋」らしいのだ。このサラリーマン街が首都圏屈指のデリヘル最激戦区になっているという。 なぜ、こんなことになっているのか。理由は、06年、大幅改正と厳格適用となった風営法にある。繁華街にあった店舗型の風俗店の多くは閉鎖に追い込まれ、「風俗街」は吉原のような一部の特殊区画以外、この数年で、ほぼ消滅した。歌舞伎町も今や単なる「ネオン街」であり、風俗街とセットだった歓楽街ではなくなった。風営法改正前まで歌舞伎町は、日の高い時間から派手な看板の風俗店で賑わっており、ある意味、風俗街としての顔が剥き出しなっていたものだが、それも今や昔である。 とはいえ、消滅したのは風俗街と店舗型の風俗店であって、その多くはデリバリー(派遣型)へと姿を変えることで性風俗産業は生き残ってきた。 そもそも風俗街が消滅した原因は、
こいつら、恥というものを知らないのか。朝日新聞・木村伊量社長の謝罪会見を見ていて、思わずこんな台詞が口をついて出た。断っておくが「こいつら」というのは壇上で頭を下げていた木村社長や朝日の幹部のことではない。朝日を追及していたマスコミ、とくに読売新聞、産経新聞のことだ。 この日の2時間にわたる会見で読売、産経の記者は全質問の実に4分の1もの数の質問を商売敵の朝日に浴びせ続けた。だが、その質問のほとんどはネットスラングでいうところの“ブーメラン”というヤツだった。 読売「御社には自発的に物事を検証する能力がないのではないか。自浄能力がないのではないか。そのことを社長はどうお考えか」 はあ? じゃあ聞くが、渡辺恒雄会長の政界との癒着を放置し、巨人軍の裏金問題や暴力団疑惑にほおかむりし、部数水増しの“押し紙”内部告発を封じ込めてきたオタクの会社に自浄能力はあるのか。 産経「都合のいい方にねじまげる
公園で女性に向かって陰茎を露出する輩に、電車内で何食わぬ顔をして女性の尻を触る輩、はたまたすれ違い様に胸を揉むような者もいれば、夜道、強姦に及ぶ者もいる。性犯罪者は様々なシーンで女性(ときに男性)を脅かす存在だ。警察庁が公開している「平成24年の犯罪情勢」によれば、一昨年の強姦の認知件数は1,240件と前年よりも55件増えており、強制わいせつの認知件数は7,263件と前年よりもなんと393件も増えている。強姦は平成23年まで減少傾向にあったが平成24年には増加、強制わいせつは平成22年から増加傾向にある。 そんな性犯罪者は、やることも気持ち悪ければ「外見も気持ち悪い人」と思われがちだが、実はそうではない。『性犯罪者の頭の中』(鈴木伸元/幻冬舎新書)に登場する「少女などに対して10件以上の性犯罪を繰り返していた」A受刑者、「強姦とのぞきで4年の懲役刑に服した」B元受刑者は、「いずれも結婚し、
抗議が殺到して僅か2ヶ月で絶版となった『ヒトラー選挙戦略』(永田書房) なんと現役閣僚も推薦文を寄せていた! 安倍改造内閣に入閣した高市早苗総務大臣や、稲田朋美政調会長ら自民党議員3名が、ネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが国内外で波紋を呼んでいる。団体の名称は「国家社会主義日本労働者党」。公式サイトに国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の「かぎ十字」(ハーケンクロイツ)を掲げ、「日本民族の優秀性を確認し血の純潔を保持」「民族浄化を推進せよ!国家社会主義闘争に立ち上がれ!」などと主張する組織である。 高市総務大臣は12日の会見で、「不可抗力だった」「思想信条が分かっていたら、会いもしなかったし、写真も撮らなかった」などと釈明した。しかし、本当にそうだろうか。少なくとも高市はナチスになんら拒否感や批判的視点をもっておらず、それどころか学ぶべきものがあるとさえ考えていたのではな
ついに蓮さまと花子が決裂──と、さらなる盛り上がりを見せているNHK連続テレビ小説『花子とアン』。主人公・花子(吉高由里子)が戦争へ抵抗を感じながらもラジオで子どもたちに戦意高揚を煽るような話ばかりすることに、腹心の友・蓮子(仲間由紀恵)が“戦争協力”だと批判。ふたりの厚い友情が、戦争によって切り裂かれてしまった。本日9月6日の回では、「私の口から戦争のニュースを放送することはできません」と、花子はついにラジオの降板を決意した。 視聴者のなかには「花子だって戦争に協力したいわけじゃないのに……蓮さまわかってあげて!」と思っている人も多いかもしれない。しかし、現実はそうではない。花子のモデルで実在した村岡花子氏は、戦争に抵抗を示すどころか、かなり積極的に“加担”していたのだ。 本ドラマの原案である『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』(村岡恵理/新潮文庫)によると、ドラマと同様に戦争中も「子供た
現在、アメリカ版ゴジラは20億円の興行収入に到達。今後のポイントは、30億円に行くかどうか。厳しいかな…ライバル映画も多い。 映画ランキング http://eiga.com/ranking/ ゴジラ 興行収入でtwitter検索 そんな折なんだけど、少し前に見た話を。 ゴジラを、そしていまは「ウルトラマンギンガ」が放映中のウルトラシリーズ、いわずと知れたその源流にいるのが巨星・円谷英二だが・・・ けっこう、この人は「子どもたちののあこがれ」の存在として、いまは少年向けの伝記とか、伝記漫画とかが出ているんだ。それを、少し気になってぱらぱらと見たら、戦後、ゴジラを作る前の経歴のところで、さらっと書かれていたことがあったんだ。 「戦後、公職追放され……」 ん、まあ自分も彼が戦時中、戦記映画の戦闘再現シーンで、彼がその才能を思う存分発揮したことや、戦後GHQが彼の特撮パートを「実際に現場をフィル
こちらでわざわざご指名があったので『花子とアン』の話をする。 NHK朝ドラ「花子とアン」より面白い? 史実「村岡花子と宮崎龍介」 http://b.hatena.ne.jp/lotus3000/20140907#bookmark-223553881 村岡花子がドラマとは異なり史実ではむしろ戦争協力者だったという話は、当方が述べるまでなくこちらで詳しく説明されている。 『花子とアン』村岡花子の戦争協力 なぜ女性が戦争に加担してしまう? http://lite-ra.com/2014/09/post-436.html 「ここで忘れてはならないのは、「女性の国民化」プロジェクトは、当時の女性運動家たちにとって少しも「逆コース」でも「反動」でもなく、「革新」と受けとめられていたことである。女性の公的活動を要請しかつ可能にするこの「新体制」を彼女たちは興奮と使命感を以て受けとめた」 女性の学歴が圧倒
ヨーロッパの歴史と魚の関わりを、 人々が「どんな魚を食べていたのか?」 その魚は「誰が、どこで取っていたのか?」 そして、獲った魚は「どのように加工されて流通していたのか?」 以上の3つの視点でまとめたものが主な内容になります。 現代日本で、世界中を繋げた物流ネットワークと、冷蔵庫のある暮らしをしているとついつい忘れがちでありますが、人類200万年の歴史のほとんどで、我らがご先祖様は「歩いて1日」の距離にあるものを、ある時だけ食べておりました。 それ以上の距離を大量に、そして日常的に運ぶのはあまり現実的でなく、また食べ物を長期間保存するのも、技術的に困難であったからです。 じゃあ、その「歩いて1日」に食い物なかったらどーすんだ、飢えて死ぬのか、というと、その通りであります。それゆえ、飢えて死なないために人類は親戚筋である他のお猿さんと同様に、一カ所に留まらずに昨日はあっち、今日はここ、明日
焼玉エンジンというものがある。 今も、いくつか実物が残っていて、ポンポンポンポンポンポンとどこかユーモラスなリズムを立ててピストンを動かす光景がyou tubeなどで見られる。 ディーゼルエンジンなどの“普通”のエンジンに比べて、パワーは弱く効率も悪いが、単純な構造で作りやすく、素人でも簡単な訓練で確実に扱える内燃機関である。 戦前の日本では、これが広く使われていた。 焼玉エンジンは、当時の日本産業の身の丈にあっていたからだ。工作機械の精度が悪く、部品などの標準化ができない戦前の日本の工業界では、精緻な部品を使用する機械は、熟練工が手作業で仕上げて初めて完成する。整備もまた同様だ。工業技術が足りないところを、人の技能で補っていたのが、戦前の日本である。 だから、焼玉エンジンのように無理をしていない“先端技術”が普及した。 その場所のひとつが、瀬戸内海航路である。 江戸時代、瀬戸内海は日本の
兵站補給とは何だろう? 本書で紹介してある、第一次世界大戦でのアメリカ海兵隊ソープ少佐の言葉がなかなか、洒落た言い回しとなっている。 『戦争を演劇にたとえれば、戦略は脚本で、戦術は役者の演技、ロジスティクスは舞台管理、舞台装置、舞台の維持である』(P18) 太平洋戦争において、日本軍は最終的に、『舞台管理、舞台装置、舞台の維持』に失敗して敗北している。 本書では、この日本軍の失敗が、何に帰因しているのか、について、平時における日本軍の兵站補給の体制作りから、実際の運用に至るまでを丁寧に追っている。 本書を読んだ上での私なりの理解としては、次のようになる。 まず、日本軍の兵站補給は、平時における法制度や組織の準備がきちんと行われており、『軽視』は当てはまらない。 だが、平時においては日本の持つ国力の限界から、どこを優先してどこを後に回すか、という判断が成されており、兵站補給は出来るだけ、平時
ぜく @ystt 「資本主義経済を円滑に機能させるために、あるいは、ただ投資家を助けるためだけに政府が提供しているサービス一覧を眺めれば、その幅の広さに驚かされる。[…]かつて企業に投資する人は、どんなに投資額が小さくても、その企業が積み重ねた負債のすべてに責任を負わされかねなかった。」 銅大 @bakagane RT言及:19世紀の小説とかを読むと、この「投資した企業が破綻したことで、裕福な一家が全財産を失って路頭に迷う」的展開がちらほらあります。私は中学生の頃にそういう本を読んで「資本主義こええ」「株は1株でも買うと破滅だ」と思いこみ、「やはり共産主義しかないのか」と勘違いしたものです 銅大 @bakagane そういえば、海洋冒険小説のホーンブロワー(舞台は18世紀末~19世紀はじめ)でも、戦争と戦争の合間に半給になったホーンブロワーが、株に投資したが、そこが負債を抱えて儲けがマイナ
IEEJ:2011 年 7 月掲載 1 温故知新:1935 年の日本、日米戦争は論外であった ‐数字から見る日本の石油需給構造‐ 計量分析ユニット 研究主幹 平井 晴己 1.1935 年の日本 昭和の時代(戦前)は、恐慌、テロ・ファシズム、そして戦争(軍国主義)という暗いイメージが強 いかも知れないが、これは、あまりにも、遠山茂樹の「昭和史」(岩波新書)に代表される「戦後史 観」(戦後における、戦前の昭和時代に対する見方を言う)の影響が大きすぎると思う。1935 年は、 戦前の日本が経済的、文化的(消費文化)に最高点に達した年といわれている。様々な経済指標 も 1935 年を基準としている。では一体、1935 年という年はどんな時代であったのか。 1935 年(昭和 10 年)は、2 月に貴族院で美濃部達吉の「天皇機関説」が問題になった。一方、 石橋湛山が主幹を務める東洋経済新報社の発行す
今月、埼玉県のJR川越駅で、白い杖をついて歩いていた盲学校の女子生徒が足を蹴られてけがをしたことについて、警察は知的障害のある40代の男性から話を聞いています。 警察は複数の目撃情報などから生徒を蹴ったとみていますが、刑事責任を問えるかどうかは分からないとしています。 9月8日の朝、埼玉県立の盲学校に通う全盲の女子生徒が登校途中、JR川越駅の改札を出て点字ブロックの上を白い杖をついて歩いていたところ、突然、足を蹴られてけがをしました。 これについて警察は、県内に住む知的障害のある40代の男性から話を聞いています。 警察は複数の目撃情報や防犯カメラの映像などから、女子生徒を蹴ったとみていますが、男性は聞き取りに対して受け答えをするのが難しいということで、警察は刑事責任を問えるかどうかはわからないとしています。
当方いわゆるweb系プログラマ30代。大学は卒業に失敗しているので学歴としては高卒。年収は800万に届かない程度。web系プログラマはインターネット上で目立っている有名プログラマも多くて、彼らと自分を比べると絶望するくらいに自分のスキルは低い。でも最低限の能力はあると思う(参考までに、 GitHub 上で一番starをもらっているリポジトリは 14 star というレベルの実力。150 star くらいあるリポジトリに PullRequest を送って取り込んでもらったことがあるという程度)。 で、このレベルの人間が周りの年上プログラマを見てると、「なんだ、こいつらが食って行けるなら、俺は楽勝で食って行けるじゃん」って思うことが多い。「その辺のちょっとだけできる大学生のほうがよほどまともだぞ」みたいなコード書く人間がのうのうとプログラマとして食って行ってる。ほんとうにひどいやつらが多くて、
先月末、日本と北朝鮮の政府間の協議で、拉致問題の進展が見られた。北朝鮮が日本人拉致被害者の再調査を実施し、その見返りに、日本は独自の制裁措置を解除するという内容だ。この突然の出来事と、国内政治の主要な争点となっている集団的自衛権の問題との間には、何かしら関係が存在するように思えてならない。 拉致問題は利用されたのか? 例えば、このニュースを耳にして、「やはり、このタイミングか」、という印象を持った人は少なくないに違いない。このタイミングというのは、安倍首相が、国内政治の重要課題の実現を容易にするべく、拉致問題を「だし」に使った、という意味である。この重要課題はいくつもあろうが、おそらく誰もが頭に浮かぶのが、集団的自衛権の問題である。いわゆる解釈改憲による集団的自衛権の行使の解禁については、連立を組む公明党、特にその支持母体である創価学会の反対を受け、さらに、法律や政治学の専門家の多くからは
本州最北の県、青森県の中央部にそびえる火山群、八甲田山。山麓は温泉の宝庫ですが、そのうちの一つに、既に廃業してしまい、廃墟と化した一軒宿の温泉があります。今回はそんな秘湯中の秘湯ともいえる田代元湯温泉を紹介します。田代元湯は、元々電気も電話も通っていなかった宿で、もちろん車道もありません。とはいえそれなりに近い場所まで、車で近付く事はできます。八甲田東麓を走る県道40号沿いを、十和田市方面から行く場合、湿原が広がる田代平(たしろたい)を過ぎた、森の中の右側に入口があります。かなり分かりにくいのですが、写真のような標識が目印です(標識自体も小さくて分かりにくいですが)。ここで注意事項を書いておくと、、訪問したのは、既に五年も前(2004年)の事なので、この標識が今でもあるかどうかは分かりません。また、訪問したときには、当時転勤で八戸に住んでいた大学の後輩が車を運転していたので、筆
「3.11で社会は変わった」という言説に根本的な疑問を投げかけ、震災後の若者たちの反応は「想定内」だった、と喝破した若き社会学者・古市憲寿さん。人は自分がリアルタイムで経験した事件を過大評価しがちである、と指摘する小熊英二さん。この両者が古市さんの新刊『絶望の国の幸福な若者たち』で提示された「震災後」の論点に検討を加え、「本当に震災後に日本社会は変わったのか」改めて語ります。はたして今、研究者は何ができるのか——。(東京堂書店HPより) 小熊 ご新著の『絶望の国の幸福な若者たち』を拝読しました。いろいろ欠点はありますが、ある意味歴史に残る本かもしれないと思いました。 これは必ずしもいい意味ばかりではない。たとえば、1979年に発刊された『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(エズラ・F・ヴォーゲル著)は、あの時期の日本の気分をよく表したタイトルで有名になりましたが、そういう意味で名前が残るかもし
「日本は慰安婦問題で世界から誤解されている」「誤解されたのは吉田清治/朝日新聞/韓国ロビーのせいだ」という右派の認識そのものが「誤解」であることはいまさらいうまでもありませんが、ひとまず「誤解されている」という仮定を受け容れてみることにしましょう。では、一体誰が悪いのか? そもそもこの問題で日本政府が主導権を握れなくなったのは、「民間業者が連れて歩いていた」などという稚拙な嘘をついたからです。こんな大嘘をついた政府の言うことがそうそう簡単に信用してもらえるわけがありません。さらに、「慰安婦」問題が注目を浴びた1990年頃であれば、自民党にも元軍人、元内務官僚の政治家が少なからずいたわけです。主計将校として「慰安所」設置に尽力した大勲位を筆頭に、です。彼らが率直に事実を話していれば、日本政府のペースで「慰安所」制度についての認識が形成される可能性はあったのに、彼らは沈黙を守っていました。 そ
宮本常一の『忘れられた日本人』を読んだのは、2009年以降つけている読書記録を参照すると、2013年9月8日から9月14日にかけてだった。当ダイアリーには記録していなかった。 忘れられた日本人 (岩波文庫) 作者: 宮本常一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/05/16メディア: 文庫購入: 49人 クリック: 366回この商品を含むブログ (218件) を見る 宮本常一を認識するようになったのは、佐野眞一が何度か言及していたからだったが、佐野の『旅する巨人』は未読。 『忘れられた日本人』を読む前に、網野善彦(1928-2004)の著書を3冊読んでいたが、その網野が『忘れられた日本人』の岩波文庫版(1984)の解説を書いていた。そして先日、下記の本を読み終えた。 宮本常一『忘れられた日本人』を読む (岩波現代文庫) 作者: 網野善彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013
「すき屋」といえば、かつて一部の「リベラル」たちの間で一世を風靡したブログ記事があった。 あたしは「すき家」を支持します!: きっこのブログ(2005年12月14日) ブログ主の「きっこ」は、上記ブログ記事と同時期に展開していた「マンション耐震偽装事件」追及で一躍有名になったが、その耐震偽装事件はブログ主のミスリードに反して、姉歯秀次の単独犯であったことが現在では明らかになっている*1。その「きっこ」は、「すき屋」に関しても読者をミスリードしていた。 当時、「すき家好きやブロガー同盟」なるものまで発足していた。 すき家好きやブロガー同盟発足 : A Tree at ease(2005年12月22日) もっとも、私自身も2008年頃まで「きっこ」にはまっていた不名誉な過去があることを白状しておかなければならない。「きっこ」が「小沢信者」に転落したことによって、私はようやく呪縛から抜け出すこと
産経新聞の連載「歴史戦」ですが、4月に始まって8月の終わりからは第6部に(9月3日に完)。いやほんと、否定論産業はウハウハですな。歴史「戦」、情報「戦」などと打ち上げれば「嘘も武器のうち」ということになるのでしょう。07年の米下院決議を後押しした "THE FACTS" 広告の自爆にはまったく触れず、逆に「日本側の反対の意思表明が弱かったこと」が要因の一つだ、などとほざいています(9月2日)。 それでも、朝日新聞の「検証」記事掲載がアメリカの世論になんの影響も及ぼしていないことは認めざるを得ないようです。 ■朝日の訂正無視 慰安婦問題は地方にとどまらない。首都ワシントンでも8月中旬、大手研究機関で日韓の歴史問題を論じるシンポジウムが相次いで開かれた。 慰安婦問題をめぐり、朝日新聞が朝鮮半島での「強制連行」の報道を撤回してから2週間が過ぎた8月19日、「ヘリテージ財団」が開いた「歴史が北東ア
福島第1原発事故で避難を余儀なくされた人たちの損害を巡り、国の原子力損害賠償紛争解決センターによる和解仲介手続き(原発ADR)で示された和解案に対し、東京電力が拒否を表明した事例が11件に上り、うち9件が現在も協議中であることが、センター関係者への取材で分かった。東電は今年1月に経済産業相に認定された新総合特別事業計画で「和解案を尊重する」と明記したが、拒否は今年4月以降に続発しており、矛盾した姿勢が問われそうだ。 東電の拒否回答は▽福島県浪江町民約1万5000人に精神的賠償を月5万円増額し15万円にする▽飯舘村蕨平(わらびだいら)地区の住民への被ばく慰謝料は50万円−−の2件が公表されていたが、他にも9件あることが判明した。 関係者によると、原発ADRを担当する仲介委員(弁護士)から、東電の拒否事例について同センターに報告があり、今年7月末現在で計11件に上った。そのため、弁護士や大
私はアイヌの人々の存在を否定したわけではありません。純粋なアイヌかどうかは別として、北海道にアイヌの血を引く方々が大勢暮らしています。私がいないといったのは、アイヌ「民族」です。「民族」とは言葉や宗教、文化、生活習慣などを共有し独自の権利を求める集団を指す言葉です。「民族」には「紛争」「対立」ということばがつきもの。おとなりの中国ではチベット族やウイグル族への弾圧が問題となっていますが、日本でアイヌ族への弾圧などあるでしょうか?「辞職勧告」可決確実! 9月22日本会議で採決か: 札幌市議会 金子やすゆき ホームページ 日本はかつてアイヌ語を禁止した(今もアイヌ語を公的に使用できる言語にはしていない)。アイヌの聖地をダムに沈めた。一部のアイヌを強制移住させた。また,入植によって和人とアイヌの人口比を逆転させた。いま,中国はチベット語の使用領域を徐々に縮小させ(とはいえチベット語は公的に用いら
前編はこちら 2030年のディストピア やまもと:私ずっと、湯浅さんに聞きたいことがひとつあって。 湯浅:はい。 やまもと:たぶんわれわれは2030年ぐらいまでに、ディストピア(反理想郷)を経験すると思います。それこそ300万人以上出てくるであろう独居老人とか、400万人近くいるであろう認知症患者とか、彼等を一人一人救済していけないじゃないですか。 湯浅:ええ。 やまもと:地域も政府も支えられないから、凄まじい数の「こんなはずじゃなかった」という人たちが出てくると思います。そうなったとき我々は何ができるのでしょうか。私、日本に生きる納税者として、けっこう悩んでるんですよ。 今はまだ本当の意味での貧困は25万人から40万人ぐらいですけど、それ以外に生活保護を受けて暮らしている人が200万人ちょっといる。それが2030年ごろにおそらく3~4倍になるわけですよ。 湯浅:本当の貧困が25万人から4
集合知で解答にたどり着く可能性を探った 湯浅:やまもとさんは、どうして「2ちゃんねる」をつくったのですか。 やまもと:えっ、湯浅さん、そ、そこの話からですか? 湯浅:だめ?(笑) やまもと:いや、いいですよ。(笑)。あれはね、もともと西村(西村博之氏)が作ったもので、私はそれに乗っかっていただけです。彼は頭の回転の速い、非常に優秀な男です。だけど当時からその場限りの瞬発力で行動するところがありまして、ビジネスをするにはあまりにも不安定すぎる。だから私は、とりあえず協力みたいな感じで関わっていました。 湯浅:「2ちゃんねる」は、やまもとさんにとっては、どういう目的だったのですか? やまもと:当時は肩書きに関係なくフラットにものごとを話し合える場がなかったので、インターネットでの匿名掲示板が、(集合知)で一つの解答にたどり着く場になる可能性があると思ったんです。私自身も、パソコン通信の「ニフテ
何故「左」の方々が“死刑廃止”を声高に叫ぶのか…日本の刑法で最も重い罪は未遂でも死刑の「外患罪」だ。外国の攻撃や侵略を手助けする「外患罪」に死刑が適用されなくなれば、日本の安全保障は相当揺らぐ。犯罪被害者や遺族の尊厳、そしてこの国を守る為にも「死刑制度の廃止」はあってはならない。— 小野寺まさる (@onoderamasaru) 2012, 3月 2僕のかなり前の「死刑制度廃止反対のツイート」が再拡散し始めた。日弁連が「世界140カ国で廃止、停止されている」とし『死刑執行』の抗議声明を発表したからだろうが、やはり工作員が出てきた。何と分かり易い方々なのか。工作員のはずなのに… https://t.co/M5Blj6fKb6— 小野寺まさる (@onoderamasaru) 2014, 9月 1 な,なんだってーーーーーーーーー!!!!!!ツイートする
記 憶 の 社 会 史 ~全共闘運動とは何だったのか~ はじめに 今から30年以上も前、1968年から69年にかけてのわずかな期間ではあったが、全国的な規模で、大学紛争の嵐がとおり過ぎていった。その紛争のなかから、自然発生的に「全共闘」という大学当局や機動隊に対峙する学生の共闘集団がつくられた。 私はかねてから、戦後学生運動のなかで日本の政治・社会運動に光彩を放った「全共闘」とは何だったのか、という問題意識にとりつかれていた。その運動が、何によって展開したのか。行動様式、組織原理、その思想、背景とはどのようなものだったのか、ということである。また、政治党派(セクト)との関係はどのようなものであったのか。 しかし、全共闘を「新左翼」と呼んでいいのかどうかさえ分からなかった。 手さぐりのうちに次第に分かってきたのは、戦後、日本の資本主義が回復、高度化し
団塊世代特殊論と全共闘世代が混同して語られる論調が多い中、本書は、全共闘運動をまともに扱った数少ない書だ。本書によって、団塊世代と全共闘運動家の相違点が世間に了知されたはずだ。そればかりではない。著者(小阪修平)は、全共闘の思想的課題に対して、倫理的に向き合った数少ない元全共闘活動家であると言えよう。 しかし、本書の全共闘論すなわち著者(小阪修平)の運動歴が全共闘のすべてではない。著者(小阪修平)は全共闘と真正面から向き合ってはいるが、その全共闘体験は限られたものだ。著者(小阪修平)はセクトに属さない(当時、ノンセクトラディカルと呼ばれた)、つまり、市民運動として、全共闘に関わった学生のようだ。だから、著者(小阪修平)の<思想>もそこに縛られている。本書は全共闘運動をノンセクトラディカルとして担った者の総括という枠組みに限定されている。 本書の指摘を待つまでもなく、同世代の学生(つまり団塊
「民族」とは言葉や宗教、文化、生活習慣などを共有し独自の権利を求める集団を指す言葉です。「民族」には「紛争」「対立」ということばがつきもの。「辞職勧告」可決確実! 9月22日本会議で採決か: 札幌市議会 金子やすゆき ホームページ こういう言説――つまり,「民族」を紛争を発生させるもの,厄介なもの,危険なものと見なす言説――はアイヌ否定論者のみならず社会の「普通の人びと」のあいだでよく見られると思うんだけど――たとえば,「民族問題はややこしいよな」「多民族国家か。めんどくさいよな」といった言葉の端々にそれは宿っている――ひょっとして問題の根本はこの民族フォビアとも言い得るものにあるんじゃないかという気がひしひしとしている。そしてそれは,民族のみならず宗教でもみられることだろう。「シューキョーってなんか危ないよね」と言いながら仏壇に手を合わせ神社に賽銭を投げ入れ墓参りをする「普通の日本人」は
id:shufuo重度の民族病患者。民族なんてフィクションでしかない。日本人の山中さんは天才だけど同じ日本人の小野寺さんは最低のレイシスト。日本人は優秀とかバカの戯言。他人の褌借りてないで自分の能力だけで勝負しろよ。はてなブックマーク - 「単一民族国家」の多数派は,ふだん自分が何民族であるかを意識しないでいられる - Danas je lep dan.地球上に最初から日本があったわけじゃなくて、数百万年の間に陸地が分裂してできたわけだし、地球のいくつかの地域から移住した人たちが住み着いたのが日本だから、そもそも単一民族じゃないです。同じ地球人なんだからみんな仲良くしましょうよ。池上彰氏と朝日新聞とGoogle自動運転車、デング熱など - 人類の話題 そういう風に簡単に「民族はフィクション」「同じ地球人なんだから」と言えちゃうのが多数派の特権です,という話をしたつもりだったんだけど,説明不
セルビアで最も人気のあるスポーツ選手,ノヴァク・ジョコヴィチを日本の錦織圭が破ったことが話題になっています。母国のヒーローの敗北は,セルビアでどのように伝えられたのでしょうか。夜遅くまで友人宅で碌にルールも知らなかったテニスを見た翌日なので(卓球のルールしか知らなかったので,サーヴが失敗しても1回だけなら失点にならないとか,3セット先取だけど1セットは6ゲーム先取だとか,色々と複雑なルールだと思いました),有名どころの新聞しかチェックできませんでしたが,取り敢えずいくつか訳出してみようかと思います。 これまでのこのブログでの翻訳と同じく,厳密な直訳ではなく日本語としての読みやすさを優先した意訳をしている箇所がありますが,もしもそれでも説明のつかない誤訳があればご指摘ください。また,セルビア語の記事では,「ジョコヴィチ」「錦織」という名前を何度も繰り返すのは芸がないということなのか,ジョコヴ
インターネットって古来から情報格差ゲームの世界だったよねーって話。 しかし、アルゴリズムには生活や市民が果たすべき義務がしっかりと組み込まれているように彼らに確認してもらいたいのです。アルゴリズムが明白で、情報の取捨選択を決めるフィルターのルールが理解できるようにして欲しいのです。さらに、何が削除されて何がされないかを自分で決められるように管理できるオプションを提供してもらいたいのです。インターネットが私たちの思い描いていたようなものにである必要があると思うからです。私たちが思い描いたインターネットとはみんなを繋ぐものであり、新しいアイデアや人々、そして異なる視点を提示するものです。「理想のインターネット」を達成するためにも、Web上で私たちが孤立しないようにするべきです。 【全文】「閉ざされたインターネット」Upworthy・CEOが語る、情報のフィルタリングの危険性|U-NOTE [ユ
ジョゼ・パジーリャの監督による『ロボコップ』を見てきた。もちろんこの映画は、第三作まで作られた有名シリーズの、現代に舞台を移しての、改めてのリメイクであるわけだが……あ、あれ? ……これ、面白いよ!? いや~、これは意外だった。駄作を見る気満々で見に行ったのだが……正直、もともとのシリーズ第一作のヴァーホーヴェン版より面白いんじゃないの? と思った。 今回のリメイク版『ロボコップ』を見てみると、同じネタを使いながらも、ヴァーホーヴェン版とは全く異なる方向性で映画化がなされていることがわかる。 ヴァーホーヴェン版の場合、舞台となるデトロイトは現実とはかけ離れた空想的な場所として描かれ、その上で、現実にはおよそあり得なさそうなロボコップというヒーローが現れ、ド派手なドンパチをやらかした。そういう勧善懲悪の強固な枠組みは保たれた上で、その内部で展開されるヴァーホーヴェンの悪趣味な演出を楽し
ジョン・クロウリーの監督による『クローズド・サーキット』がレンタルに出ていたので、ブルーレイ版を借りて見てみた。 映画の舞台となるのは、イギリス。繁華街の中で監視カメラに写っている中で爆弾テロ事件が勃発する。事件の容疑者が逮捕されると、「国家安全保障」の理由により、非公開の状態で裁判が展開されることになる……という設定。この裁判に携わることになった弁護士が、事件の詳細を調べるにつれ、つじつまの合わないおかしなことに気づきはじめ、それと同時に、身の回りに徐々に危険が迫る……というストーリー。 個人的に、監視カメラを題材に取り上げた映画って、結構気になるんですよね、映像的にどう処理するのかという部分で。特にイギリスは監視カメラ網が非常に発達している国なので、そこを舞台としている以上、なんらかの実験的なことがなされているのではないかと。それでブルーレイを手に取ってみたわけですが、そこで気にな
2014 04/30 真っ先に逃げた船長!儒教はトンデモナイ邪教である! 朝日新聞を吊るす4つのメリット 土人国家韓国は、腰蓑つけて骨を鼻に刺して踊ってろ! 皆殺しされる前に民団はおとなしくしてろ! 北朝鮮人民は金王朝打倒のクーデターを計画せよ! 日本人は勇気を出して意見を発信せよ! 日本はもっと外国に毅然とせよ! 朝鮮学校は反日塾である!助成などもっての他だ! 昭和の日制定の話 全く文化の違う人間との交流は困難である! 多文化共生は日本文化を外人に押し付けることでもある! 日本人の男は殺し女は犯し子供は喰うつもりの支那鮮 在日韓国人は文句言うなら半島に帰れ! 最古の国日本が外人に合わせる筋合いは無い! 警察の囮捜査に参加したが、警察はクズであった 慰安婦裁判がもしあったら 慰安婦の8割以上が日本人女性であった! 後進国認定=国連事務総長を出す韓国
福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori 朝日の吉田調書の特ダネは、全文の抜きじゃなかったんじゃないかな。意図的に抜き出された調書の一部分を、全文抜いたとして、報じたんじゃないかな。全文読んでいたら、普通の記者の読解力では、やはりああいう見出しにはならない。 2014-09-11 20:44:20 福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori 金庫(?)に管理されている調書の全文コピーなんて、普通、抜けないからな。他社には絶対抜けないと思って、一部抜きを全文入手って、いったんじゃないかな。でないと、納得できる説明がつかないなあ、と思いながら。 2014-09-11 20:49:33 福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中! @kaori0516kaori 調書全文を入手していたら、週刊誌や産経新聞が「捏造」だと騒ぎ始めたときに、もう一度
僕は、常々、できるだけわかりやすく語りたいと考えているし、できるだけおもしろく語りたいとも思う。耳を傾けてほしいからだ。しかし、もちろん、わかりにくくても大事なことに、おもしろくなくても大事なことには耳を傾けてほしいと願っている。 後者のメッセージはほとんど伝わらない。このメッセージを受け取ることは、多少の面倒くささをもたらすからだろう。気付かないのか気づきたくないのか、とにかく、この部分のメッセージはほとんど届くことがない。 ユーモアをもって語ることは、確かに、社会を大きく変えることがある。しかし、「ユーモアをもって語られていないことに耳を傾けない態度」、ここだけは頑として変わらなかった、変えることはできなかったのではないか。思い起こしてみてほしい。この社会で語られた本当に大切なことの多くは、本当に本当に痛切な思いで語られていて、聴いているだけでつらく苦しく胸が痛むようなことではなかった
「判断を誤った」ことを制裁の対象にしていくと、頑として誤りを認めない、誤ったことを隠す、そういう体質にどんどんなっていくと思っています。つまり、判断の結果に注目することは、問題を大きくしてしまう。そうだとするならば、代わりに、どのように考えればよいのでしょうか。 そもそも、判断とは、判断の「正しさ」とは何でしょうか。 ニュートンはまちがってましたけど、それでも、彼の理論が土台となってアインシュタインやその後の理論が生まれてきたとは言えると思います。間違っても「正しいと信じられること」を言葉に、形にすること、それが私たちの世界に対する認識を進歩させてきました。逆に、あてずっぽうで結論だけ言い当てることができたとしても、そのことに何か意味があるでしょうか。少なくとも、次なる判断に生かしうる知見を何ももたらしていないという意味で、まぐれ当たりの正解には何の価値もありません。 正しいか間違いかで言
茂木健一郎先生と小保方問題その他で対談したんですが、話が噛み合いませんでした(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース 一読して面白いとは思ったんだけど、「真面目に馬鹿なことをやっている」のと「馬鹿が真面目な振りをしている」のをどっちもイノベーションの元のように扱ってる茂木的な考え方には違和感があるな。 単純な話として、アレなものをどんどん捨てて先に行くのはそこだけ見れば効率良さそうなんだけど、それ以前にある程度アレなものを排除する仕組みを作っとかないとそこがボトルネックになるわけで、その点、STAP騒ぎすぎには同意できても学位どうでもいいには賛成できないし、そもそもどうでもいいなら大学の自治とかもどうでも良いんじゃね?というか都合の良いところだけ適当さを求めるのはアナーキストと言うよりは「俺は頭がいい」主義だと思いました。学歴を指標としないエリート主義というか。 その手の社会ってだ
責任をだれがどうとるかって話が先にないと結局どうにもならないような気がする。 つまり、結果責任は誰かが負わなければならない。であるならば、個としての行動はそれを最小化するようになるだろう。判断過程を見せないというのは判断の正しくなさの度合いを隠しているに過ぎない場合が多いので、結局のところ、判断の過程を問題にするというのは判断の正しさについての断罪に繋がるだけではある。 そうであるならば、検討可能な様々な仮説を差別なく吟味したかどうか、利用可能な様々な証拠を差別なく採用したかどうか、判断過程の検証こそが重要なのだと言えるでしょう。だから、判断過程のプロセスを明晰に言葉にすること、その際に利用した証拠をできる限り隠さずに明らかにすること、これが先に述べた責任の一部として含まれるでしょう。 「判断の正しさ」について - モジモジ君のブログ。みたいな。 比較的この考え方が適用しやすいであろう医療
同じ話なら、できるだけわかりやすく話した方がいいと思うし、そのように努力することは大事だと思う。ただ、だからこそ、聞き手である人々は、わかりやすさの危険性について、もっと具体的に考えておいた方がよいと思う。 人は、気づいていないことには、気づいていない。そのことに気づくことは、決してわかりやすいことではない。ちょっとした違和感を感じて、少し足踏みをするように考えて、ジワジワとの気づいていなかった「何か」の姿が見えてくることもあれば、あるヒラメキとともに「何か」が見えてくることもある。いずれにせよ、「気づき」と「わかりやすさ」は別のものだ。 だから、次のことに注意する必要がある。もし、あなたが「わかりやすさ」を基準にさまざまな知識や考え方を求めているなら、あなたの気づいていないことに気づかせる「何か」に出会う可能性は、その分だけ、低くなる。 この「何か」は、まだ気づいていない盲点にある、とい
「私には自分がないのです。自分が何をしてよいかがわからない。いや、もっと根本的なこと、ようするに自分が何が好きで、何がしたくてといった基本的な欲求ですらわからないのです。」 「そのわりには、君はちゃんと大学にかよっているし、留年もしていない。もっと言えば現役で合格もしているし、しかも第一志望だ。今年は大学院受験で、今いる大学よりもレベルが上と言われているところにも合格している。周りの大人たちもさぞ喜んでいることだろう。それなのに未だそんなことを言っているのかい?」 「そういうことではないのです。私は、世間一般が求めることに対して答えることは苦手ではないのです。例えば、数学の二次方程式があったとして、二次方程式の解が必ず-1から2の間に収まるように、係数の範囲を答えなさいと言われれば、必死にチャート式なり教科書なりを読んで理解して、演習問題を解き、テストで答えることが出来るようにすることは割
朝日叩きの勢いが凄まじく、ファッショ的な様相になっている。facioとはイタリア語で「束」という意味で、高校の世界史で教えられる。ここでファッショ的というのは、右翼だけでなく、左翼やリベラルが池上彰の件に便乗して朝日叩きの隊列に加わり、この問題をめぐる言論状況が「束」となって過熱している図を指す。見ていられない。昨日(9/7)、TBSのサンデーモーニングを見ていたら、後半この問題を取り上げ、岸井成格が朝日を糾弾する場面があった。朝日の池上彰への対応を非難するだけでなく、この問題で朝日は謝罪会見を開けとまで要求していた。呆れたことに、コメンテーターで出演していた田中優子が、この問題に関して一言も言わず、岸井成格の主張に追従して黙って頷いていた。番組の前半、安倍晋三の改造内閣について論議があり、田中優子の発言に期待して注目していたら、何と、批判めいた論評は一切せず、女性閣僚の登用に賛辞を送り、
この本で描かれている人は「邪悪な人」ではあるが「サイコパス」ではない。 自分にとって邪悪な人をなんでもサイコパスと呼ばないように気をつけたい。 キーワード1 定常性・絶対性(絶えずそうすること) 行動や罪の大きさで邪悪な人間を定義できないとすると、この種の人たちをどう定義すればいいのだろうか。 その答えは、彼らの罪悪の定常性にある。 通常は隠微なものではあるが、彼らの破壊性は驚くほど一貫している。 これは、自分自身の罪悪感に耐えることを絶対的に拒否する、というのがこの「一線を越えた」人たちの特性だからである 人間は善悪で割り切れない存在であるゆえに、ある程度善い、ある程度悪い、は誰にでも有る。 だが、「邪悪な人」は「常に」「絶対に」「一貫して」とある問題行動をするという。 キーワード2 他者攻撃性とその目的 私は、悪とは 「精神的な成長を回避するために政治的な力を行使すること。 すなわち
山田 賢司(やまだ けんじ、1966年4月20日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(4期)。 来歴[編集] 大阪府出身。現在は兵庫県西宮市産所町に在住[2]。1985年に米国インディアナ州ノースビュー高校卒業、1986年に大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎卒業、1990年に神戸大学法学部を卒業。同年、住友銀行に入行し、通商産業省に出向。2006年よりSG信託銀行に勤務しつつ、芦屋・西宮を中心として子供向けボランティア活動に従事[3]。2010年に芦屋キワニスクラブ会長に就任[4]。 尖閣諸島中国漁船衝突事件をきっかけに政治家を志す[5]。自民党兵庫県連の公募に応じ[5]、2012年の第46回衆議院議員総選挙に兵庫7区から自民党公認で立候補。民主党前職の石井登志郎らを破り初当選した[6]。2014年の第47回衆議院議員総選挙で再選。2017年の第48回衆議院議員総選挙で3選
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日本のマンガが世界に広がっている、国をあげて海外へ売り込まれている──テレビや新聞などの報道から、こんな印象を受けることもある昨今ですが、実際のところはどうなのでしょう? 文化庁の委託事業である「海外における日本マンガの出版状況の調査」の報告書から、その一端を知ることができます。 調査の初年度の成果としてまとめられたのは、マンガの神様とも言われる手塚治虫の海外出版状況。2013年末時点で流通している作品(手塚プロダクションが正式に許諾している作品)を調べたところ、許諾国は18カ国、言語数で17言語ということが分かりました。このうち14カ国については、報告書内で出版物をすべてリスト化。これらの国では合計で227タイトル、1225冊の手塚治虫作品が販売されています。 手塚作品の国・言語別出版状況(報告書第2章より引用) 調査結果を見ると、18カ国中12カ国で販売されている「鉄腕アトム」を頂点に
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