はじめに 2.データリテラシーの重要性 3.データリテラシーの限界 4.問題はデータリテラシーではない 5.私たちにとってデータや統計とは何か? 6.データや統計を正しく扱うために 【参考】 はじめに 統計はありのままの現実を映し出していて、人間の主観や恣意性を排除した客観的証拠であるというのは間違いだ。 リテラシーを学ぶ意義というのは、そういったことを理解することにある。 統計やデータというものは以下の性質をもっている。 ・統計やデータは、誰かの主観的な仮説をもとに作られている。 ・統計やデータは、現実の一部を恣意的に切り取って編集した表現物である。 ・統計やデータは、一部の現実にしか言及できないため、多くの事実を無視して作られている。 つまり、統計やデータというのは良いものであれば議論の材料の一つにはなるが、悪いものなら主観と偏見から悪意ある編集をする偏向メディアになりうる。 だから、