神奈川県横須賀市は24日、人事異動を拒否して元の職場に出勤し続け、停職1カ月の懲戒処分を受けた男性主任(40)が、再び元の職場に出勤しようとし、説得に当たっていた人事課長(51)にけがを負わせるトラブルがあったと発表した。課長は腰などをうち、救急車で病院に搬送された。県警横須賀署が傷害容疑で、主任から事情を聴いている。 横須賀市によると、24日午前、懲戒処分が解けた主任は、元の職場の市民部に出勤。異動先の港湾部に出勤するように課長らが説得していたところ、主任が課長を突き飛ばしたという。 主任は昨年12月21日に、異動の命令に従わずに職場に居続けたとして、停職1カ月の懲戒処分を受けていた。同市は「事実関係を調査中で、コメントできない」としている。