フリーランスという言葉がメディアでも取り上げられるようになったのは、IT革命によりこの分野における技術者が増えて来てからだろう。プログラミングやウェブデザインといった個人でも出来る仕事が増え、労働環境にも多くの影響を与えたのは確かだ。 フリーランスと言うと格好良く聞こえるかもしれないが、分類上は個人事業主(自営業)に分類される。年20万円の稼ぎが生じると確定申告の義務が生じるため、無職の人でも何らかの方法で年20万円を稼げば自動的に個人事業主となる。フリーランスでもピンきりと言えるだろう。 日本は今でもサラリーマンを含む被雇用者が圧倒的多数だ。2015年1~3月の統計を見ても、自営業者はその家族を含めても10%程度である。 それでも主たる収入源だけでは生活に満足できなくなり、副収入を得ようとサイドビジネスをしているサラリーマンは増えている。副業で独立し、フリーランスを今後の働き方として考え