コンビニエンスストア2位のローソンが、焼き肉店「牛角」などを展開するレックス・ホールディングスから、同社傘下でコンビニ業界7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を買収する方針を固めたことが25日、わかった。買収額は140億円前後になる見込み。発行済み株式の約63%を保有するレックス以外の株主からも1株1円で買い取り、完全子会社化する方向で調整されており、週内にも発表する見通し。 実現すれば、コンビニ業界にとって平成13年のサークルKサンクスの経営統合以来、約8年ぶりの大型再編となる。 am/pmは平成16年、レックスが新日鉱ホールディングスから170億円で買収。店舗閉鎖などのリストラを進めたが、19年12月期末には約120億円の債務超過に陥り、売却先を探していた。 ローソンはam/pmの有利子負債の大半を引き継ぐ。ローソンは東京都内の店舗数で業界最大手のセブンーイレブン・ジャパン