お蔵入りへ――。シンガー・ソングライター椎名林檎(43)の新アルバムの特典グッズのマークが「ヘルプマーク」にそっくりだとして物議を醸している問題で、特典グッズの購入者への発送は取りやめになりそうだという。代替品を用意して騒動の幕引きを図ることになりそうだ。 問題となっているのは、新アルバム「百薬の長」(11月30日リリース)の限定版につく特典グッズだ。そのうちの一つ、カードケースは赤地に白の十字のマークがあり、これがヘルプマークにそっくり。ヘルプマークとは、外見では分かりづらいハンディのある人が、これを身に着けることで周囲からの援助を受けやすくするためのマークのこと。東京都が管理し、著作権を持っている。 一連の問題を受け、椎名のレコード会社は対応を協議中。都もレコード会社に早急な対応を求めている。 「椎名さんサイドは都に〝ダマ〟(無断)で特典グッズに例のマークをつけました。権利関係が厳しく