光の広がりに注意 元々LEDが発する光は一直線に進むものだ。かつてのLED電球はほぼ真下しか照らさないものが多かった。最近のLED電球は、LED素子の工夫や電球を覆うカバーの工夫で白熱電球と同じくらい光が広がるようになったが、今でも真下を強く照らすLED電球は手に入る(図5)。 一般的な用途なら、光が広がるものを選んでおけばよいだろう。下だけでなく、横や天井方向も照らしてくれるので、広い範囲が明るくなったと感じるはずだ。 真下を強く照らす製品は、照明に凝りたい人に向いている。例えばLED電球の光の筋を強く見せたいというときは、真下を強く照らす製品が非常に向いている。 光色を使い分ける 照明に凝りたい人なら、光の色にもこだわりたいところだろう。確かに、どの部分も青白い昼白色で照らすだけでは味気ない。昼白色はオフィスの執務室など、人間に集中力を発揮させる場所には向いているが、リラックスできる光