日付が変わった8月18日0時5分、乗鞍岳登山観光バスツアーの一行は、道路上で各車が反転し「モーテル飛騨」を出発。合計15台の車団は激しさを増す雷雨の中を名古屋への帰路についた[27]。このとき一号車から五号車の計4台の後ろに十四号車が入り[注 4]、そのあとに六号車から十六号車の計10台が続いた[27]。5 kmほど南へ進んだ「七曲モーテル」で十四号車が休憩を理由に停車したため、六号車と七号車は同号車を追い抜き、一号車から五号車を追随しつつ、計6台の車団を形成し先行していった(この岡崎観光自動車に所属する計6台の車団を第1グループと呼ぶ)[27]。八号車から十六号車の計8台は、十四号車に合わせて「七曲モーテル」前に停まり、その後に計9台の車団で走行を再開した(この別会社の混成である計9台の車団を第2グループと呼ぶ)[27]。 国道41号・名古屋方面から見た飛泉橋。62.6km(66.6km