大前研一さんの本は、これまでも何冊も読んで、刺激を受けてきましたが、本書もスゴ本でした。 冒頭に、 本書はこれまで私が上梓した中でも、『新・国富論』『平成維新』『地域国家論』など道州制の導入と霞が関の解体を軸にゼロベースの新しい国家モデル構築を提言してきたシリーズに連なる、、エポック・メイキングな1冊となる。 と記載があり、著者の想いもグッと入った1冊。 構成は以下のとおり 序章 「中途半端な国」になってしまった日本 第1章 世界の変化ー世界で台頭する新たな国家モデル 第2章 実例研究1-クオリティ国家の代表格、スイスを現地視察 第3章 実例研究2-「事業戦略型国家」シンガポールの工夫 第4章 実例研究3-日本が学ぶべきクオリティ国家のしたたかさ 第5章 進むべき道ー日本新生への新たなビジョン「クオリティ国家」戦略 スイス、シンガポール、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、韓国、台湾・