開放感のあるオタク世界とはどんなものだろう。 ・オタク世界の閉塞感 - ヲタと非ヲタの狭間にて 過去に一度だけコミケに行ったことがある。ああいうものは、閉塞していることが正しい。そう思った。別に否定的にいうのではない。それは参加している当人たちだって分かっているはずだ。たとえば、路上でイラストや詩やデザインを売る人たちがいる。グル~ミ~の森チャックなんかも路上から出てきた人だ。彼らと同人の違いは明白だろう。同人作品は、最初から同人やそれに類する趣味の人たちに向けてのみ創作される。同好の士が集団を成し、その中で創作と消費が完結する世界。それが同人界である。特定の趣味嗜好を想定しない同人などまったく語義に反する。 ただ、閉塞していることと不当に貶められることは同じではない。リンク先に書かれている閉塞感というのは、単に同人世界が閉じているという意味ではないのかもしれない。不当に貶められているとい