全柔連 上村会長辞任せず…女子代表監督は南條充寿氏 全日本柔道連盟の理事会終了後の記者会見で、あいさつする上村春樹会長。左は斉藤仁強化委員長 Photo By 共同 全日本柔道連盟(全柔連)は18日、東京都文京区の講道館で理事会を開き、女子日本代表での暴力指導問題などの責任を取って上村春樹会長が辞めるべきだとの意見が出たが賛同を得られず、同会長の下で組織改革に取り組むことを決めた。副会長、専務理事ら幹部も交代しなかった。 理事会では暴力指導問題を検証した第三者委員会による報告書の提言に従って暴力根絶の宣言を全会一致で採択し、提言を実現するための「改革提言具体化検討プロジェクト」を発足させた。幹部に外部から人材を招くことや初の女性理事の登用など、提言の具体化については6月の理事会までに道筋をつけるとし、26日に臨時理事会を開き計画を練る。 上村会長は記者会見で、プロジェクトに外部有識