『キャビン・イン・ザ・ウッズ』をUS盤BDで鑑賞。 5人の大学生たちが夏休みに山小屋へ遊びに行ったら、その山小屋の中に古い日記があり、それを読み上げたとたんにゾンビが襲ってくるというどっかで聞いたことあるような内容。 ストーリーの説明がそのまんま『死霊のはらわた』と同じになってしまうくらい、凡百のホラー映画の体裁を丁寧になぞっているが、これがミソであり「いわゆるこういうホラー映画ってさぁ、これこれこういう展開になるって決まってて、だからさぁ、誰が生き残るとかもわかっちゃうよね、はははは」ということをネタ化した本格ホラー『スクリーム』とまったく同じ精神構造を持っている作品。 当然、内容については一切触れることができないが、実によく出来ていて、ホラー映画における「何かが起きる前」のダラダラした部分も、とある組織の情報を少しずつ小出しにし、それと交互に展開させることでサスペンス性を高めることに成