グリーが「GREE messenger」を海外向けにリリースしたことが分かった。同社から正式な発表はないが、国内向けにも参入する可能性がありそうだ。 GREE messengerは無料のアプリとしてiOS版は12月19日にApp Storeに、Android版は12月17日にGoogle Playに登場した。連絡帳データとFacebookアカウントに基づき友人とつながり、テキストメッセージを送り合うことができる。キャラクターで感情を表現できるスタンプ機能や、100人までのグループでチャットできる機能も備えているようだ。 メッセンジャーアプリではNHN Japanの「LINE」が席巻しているほか、DeNAが「comm」で参入し、Yahoo!JAPANは「カカオトーク」を国内展開。グリーの動向も注目されていた。 関連記事 「競合を意識する暇はない」――“大きな商店街”目指す「LINE」、Fac
グリーは10月18日、スマートフォンアプリの開発支援ソリューション「Lightweight SWF」(略称:LWF)を、オープンソースソフトウェア(OSS)としてGitHubで公開した。Flashコンテンツから変換したアニメーションデータを、UnityとHTML5で再生できるエンジンで、世界の開発者に利用してほしいとしている。 独自ファイルフォーマットに基づくアニメーションエンジン。Flashプレーヤーに挙動が近く、Flash開発者の学習負担を軽減できるほか、既存のFlashプレーヤーで不可能だった自由で高度なインタラクションを実現できるとしている。同社が欧米でリリースしたモバイルソーシャルゲーム「Alien Family」などの開発で採用した。 今後も継続的に拡張する予定。世界の開発者にツールを提供することにより、「スマートフォンアプリ開発のハードルを下げ、ユーザーにより多くの良質なコン
グリーがグローバル展開を加速している。米国や中国など世界5カ所に開発拠点を置き、グローバルプラットフォームの構築を進めているが、スマートフォン向けアプリ開発や世界展開には、さまざまな技術的課題や苦労があるという。8月28日、同社CTOの藤本真樹執行役員が開発の現状や苦労についてメディアに対し率直に語った。 HTML5かネイティブアプリか 「業界中悩んでいる」 ソーシャルアプリ開発は、ネイティブアプリとして開発する方法と、HTML5を使い、Webブラウザから利用できるようにする手法がある。HTML5でか、ネイティブ2Dアプリか、ネイティブ3Dアプリか……「業界中悩んでいる」と、藤本CTOは打ち明ける。グリーでは「どれかに絞り切れないので、全部押さえに行こうとしている」のが現状だ。 ネイティブアプリは表現力が豊かでレスポンスも速く、iOSならばApp Store、AndroidならGoogle
争点となった「釣り上げ画面」。GREEの「釣り★スタ」では、竿を投げ、浮きが沈んだらボタンを押す。画面上を激しく動く魚が、円に重なったタイミングでボタンを押して釣り上げる 釣りゲームの著作権を侵害されたとしてグリーがディー・エヌ・エー(DeNA)にゲームの配信差し止めと損害賠償を求めた訴訟の控訴審・知財高裁判決は、グリーの主張を全面的に退け、DeNAの釣りゲームは著作権侵害には当たらないと判断した。 このほど公開された判決文(高部真紀子裁判長)によると、両社の釣りゲームに共通するユーザーインタフェース(UI)などについて、著作権法で保護されない「アイデア」や、釣りゲームならではの「ありふれた表現」だと判決は指摘。具体的な表現は異なっており、DeNA作品からグリー作品の表現上の本質的な特徴を直接感得することはできないとして、著作権の侵害を認めなかった。 アイデアと著作権 「アイデア」は著作権
グリーとバンダイナムコゲームスは6月26日、包括的な業務提携に合意したことを発表した。 今回の業務提携はワールドワイドな事業展開を視野に入れたもので、GREE Platform向けにバンダイナムコゲームスのIPを用いたソーシャルゲームを提供する。 包括的業務提携第1弾タイトルとして、発表済みとなっている人気アニメ「NARUTO- ナルト-」のソーシャルゲーム「NARUTO×GREE(仮称)」を「NARUTO-ナルト- 忍マスターズ」として、日本では6月27日よりフィーチャーフォン向けサービスとして提供を開始。その後も順次他言語対応し、海外へ展開予定。 また今後の展開として、すでに発表されている「テイルズ オブ」シリーズのソーシャルゲーム「テイルズ オブ カード エボルブ」を今夏サービス予定であるのをはじめとして、今秋には「サモンナイト」シリーズ、今冬には「パックマン」シリーズや「アイドルマ
情報処理学会(IPSJ)とグリーは4月27日、若手エンジニア向けプログラミングコンテスト「IPSJ International AI Programming contest“SamurAI coding”」の開催を決定した。 ネット産業の発展によるエンジニアの質と量の確保が重要となる中で、若い世代から将来第一線の研究者や開発者になりうる、世界市場を舞台に活躍できる人材を育てることを目的にしている。 SamurAI codingは、ゲームをテーマにしたプログラミングを対戦型で競う。世界各国から25歳以下のエンジニアが対象。7月から世界4地域で予選を開催、残ったチームが12月9日の決勝に進む。 IPSJは、ネット関連の激しい技術とビジネスの変革に対応できる学生と若手エンジニアの育成強化が急務と考え、コンテストの開催を決定してる。グリーは多くのエンジニアの育成にかかわるべく、SamurAI co
グリーと米PayPalは12月14日、戦略的提携に合意したと発表した。「GREE」の仮想通貨「コイン」をPayPalを利用して購入できるようにし、1億人超のアクティブユーザーを抱えるPayPalのユーザー基盤をGREEの世界展開に活用する。 まず14日から、日本国内のスマートフォン向けGREEでPayPalによるコイン購入に対応した。今後、北米などで展開する「GREE Platform」にもPayPalを導入していく。 グリーが世界展開にPayPalを活用する一方、PayPalは日本国内でのユーザー拡大を目指す。あらかじめPayPalに登録したユーザーであれば、「スマートフォン上で2回のタッチでソーシャルゲームの支払いができる」として利便性と安全性をPRしていく。 関連記事 GREE内通貨「コイン」のプリペイドカード、セブン-イレブンで販売 GREEで使える「コイン」のプリペイドカードをセ
「感性に頼りすぎないゲーム設計というのを心がけている」「企画・開発はもちろんのこと、分析や事業戦略まで手を出しつつやっていく」など、これまでのゲーム作りの方法論を覆すという制作体制をとっているGREE、彼らはどのようにして数々のトップセールスを誇るプロダクトを作り上げているのでしょうか? 日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2011」にて、これまでのゲーム機業界での手法との対比を交えながらGREEが「セールスランキングNo.1プロダクトの作り方」というタイトルで、ソーシャルゲームの未来への展望について講演を行いました。 講師は過去にフロントミッションシリーズ、FFシリーズなどを手がけ、今年スクウェア・エニックスを退社してGREEに入社した土田俊郎氏、そしてソーシャルゲーム初期の名作「釣り★スタ」のプロダクトマネージャーを努めた岸田崇志氏の両名です。こちらの濃密な講演の全内容
フィーチャーフォン版GREEにて、タイトーが手掛けるアイドル育成プロデュースゲーム『アイログ』のサービスがスタートした。 ※ケータイからのアクセスはこちら(直リンクを選択) 〜以下、リリースより〜 「アイログ」はユーザーが芸能事務所のプロデューサーとなって自分だけのアイドルグループを作り、最強のアイドルグループへと育て上げていくソーシャルゲームです。ユーザーがプロデュースするアイドル達は、日々様々な仕事をこなしつつ、他アイドルグループたちと白熱のライブバトルで競い合ったり、時には協力して合同ライブを開催したりと、互いに切磋琢磨しながらアイドル戦国時代を勝ち抜き、やがて最強アイドルグループへと成長していきます。 成長の過程で育まれるプロデューサー(ユーザー)とアイドル達との「絆」によって発生するドラマティックな展開も、本作の大きな見どころです。
「たいへんな所に来ちゃったな」――はてなを辞め、グリーに入社してから1週間。伊藤直也さんはこう漏らす。グリーの動きの速さに驚き、追いつくのに必死という。 ニフティで「ココログ」を開発し、04年、はてなに転職。05年、ヒットサービス「はてなブックマーク」を生み出し、CTOとしてはてなの技術を統括してきた。 はてなの技術の代名詞でもあった伊藤さんは、なぜこのタイミングでグリーに移ったのか。グリーは伊藤さんに、何を期待しているのか。伊藤さんと、グリーの田中良和社長に聞いた。 モチベーションが保てなくなっていた ――なぜはてなを辞めたのですか。 伊藤 いろんなことが重なって、環境を変えてみようと思っていた。 はてなにはスタートアップのころから6年いて、40~50人の会社に成長した。はてなは、(社長が)アメリカに行ってみたりなど遠回りする会社。自分が思い描いていたベンチャーのスピードより、成長が遅か
「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意:CEDEC 2010(1/2 ページ) 携帯電話向けソーシャルゲームが盛り上がっており、GREEの「釣り★スタ」のように1000万ユーザーにプレイされるゲームもある。1000万規模のヒットを狙うにはどうすればいいのか。ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2010」のパネルディスカッションで、グリーの田中良和社長は、パチンコやテレビのような“単純さ”が必要と説いた。 田中社長は、GREEにゲームを提供するスクウェア・エニックス・ホールディングスの原口洋一専務、芸者東京エンターテインメント(GTE)の田中泰生社長ととともに、ソーシャルゲームとパッケージゲームの違いなどを語った。モデレーターはエンターブレインの浜村弘一社長が務めた。 「1000万ユーザーいかないとヒットじゃない」 GREEは2125万会員。携
昨日は退職の挨拶にブックマークや Twitter などで多数のコメントをいただきました。改めて、自分がたくさんの人に支えられていることを実感し、自分は幸せ者だなと感じました。本当にありがとうございます。 いただいたコメントで「次はどこへ」というご質問を多数いただきましたので、報告させてください。 本日より、グリー株式会社で働きます。 グリーのサービスのビジョンは「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というメッセージに集約されています。 インターネットが本格的に世の中に普及してすでに10年以上の年月が立ちますが、まだまだ、それが秘める体験は世の中の人々に届いていないと感じます。ここ何年かの間に、ブログや SNS、ソーシャルゲーム、ソーシャルメディアなどの大きなトレンドがあって、その中で各サービスがその体験を補完する形で立ち上がってきました。 これから10年20年、自分がやるべきこと
グリーがプラットフォーム戦略を発表した。まずは今春に「GREE Connect」という仕組みを構築し、ソーシャルネットワーキングサービス「GREE」と外部のウェブサービス、ウェブ接続デバイスを連携できるようにする。いずれはGREE上で動くアプリケーションをパートナー企業や開発者が作れるようにすることも検討している。 公表されているのはここまでだ。これ以上の情報、例えばオープンソーシャルに対応するのか、パートナー企業にはどのような利益還元があるのか、その他の技術仕様などはあらためて発表されるという。 一見、mixiやモバゲータウンのオープン化戦略を踏襲しているようにも見えるが、実はそうではないと、グリー代表取締役社長の田中良和氏は語る。 「まずお伝えしたいのは、我々はほかの会社が何をしているかよりも、新しいウェブサービスがこれからどうなっていくかを考えているということです。2009年終わりに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く