KDDIが25日に開催した新料金プラン発表会で、同社の田中孝司社長は、新料金プランの月額基本料金について「少し高いかな、という気もしなくもない」との本音を漏らした。 KDDIでは、現行のプランで基本料金が1,000円未満で利用できるが、新料金プラン「カケホとデジラ」に移行した場合に、基本料金は2,700円となる。新料金プランの基本料金には音声通話定額料が含まれるとはいえ、普段、通話をしない人にしてみれば、割高なものとなる。 この2,700円という値段設定について問われた田中社長は「少し高いかな、という気もしなくもないですね。本音は」とコメント。そのあとで、「調査によると、普段、電話をしない人も使い放題になると、コールが4割増えるという結果も出ています。そういうことも考えると非常に微妙なところもあります」と話した。こうした様々な思いを抱えつつも2.700円となった理由については「他社と同様に
これまで格安SIMはドコモのMVNOだけでした。しかし、2014年6月3日からケイ・オプティコムはKDDI(以降au)のネットワークを利用したMVNOサービス「mineo(マイネオ)」を開始。データ通信だけでなく、音声通話プランや、スマホがセットになったプランまでをも用意し格安SIM市場に参入し注目を集めています。mineoは、ドコモのMVNOとどう違うのか?両者を比較し、mineoが持つサービスの特徴とポイントをおさらいしましょう。 1.利用しているネットワーク網が違う=エリアが違う MVNOサービスは、キャリアのネットワーク網を借りて、サービスを提供しています。これまでは、各社ともにドコモのネットワークを借りていたので、「MVNO=ドコモのエリアで使える格安SIM」という構図が成り立っていました。しかし、mineoはauの通信エリアを利用してサービスを提供します。 2.利用できる端末が
KDDIの田中孝司社長は、5月8日に行われた2014年夏モデル発表会でHTC製スマートフォンの“J”シリーズを近く発表すると明言した。 発表会で新モデルの「isai FL LGL24」「Xperia ZL2 SOL25」「GALAXY S5 SCL23」「AQUOS SERIE SHL25」「URBANO L03」「TORQUE G01」「Xperia Z2 Tablet SOT21」「ASUS MeMO Pad 8」を一通り紹介した田中社長は、「さらに、もう1つ」と続けてHTC製スマホを投入することを明かした。 発売時期については「少し遅れるが、乞うご期待」と述べ、しばらく先になる見込みだ。 KDDIはこれまでに「HTC J ISW13HT」「HTC J Butterfly HTL21」「HTC J One HTL22」と3機種のHTC JシリーズをHTCと共同開発。ユーザーの人気も高か
「今、VoLTE(Voice over LTE)のトライアルを進めているところ。LTEのエリアが(実人口カバー率で99%まで)できてきたので、着実にスタートしたい。VoLTEから(3Gへ)切り替わらないようにしたいという思いが強く、実は3Gへフォールバックが無いVoLTEの仕組みを導入する」--。KDDIの田中孝司社長(写真)は、2014年4月30日に開催された同社の決算会見の席でこのように発言した。 VoLTEとは、LTEのネットワーク上でVoIPによる電話サービスを実現する仕様。携帯電話事業者の業界団体である「GSMA」が、3GPP Release 8~10に含まれる音声サービス提供用の仕様から必須となる機能を抽出し、「VoLTE Profile」(IR.92)として仕様をまとめた。NTTドコモは今夏にVoLTEの商用サービスを開始することを明らかにしている。2014年度は、LTE-A
4月30日に開催されたKDDIの2014年3月期決算説明会の中で、同社の田中孝司社長が5月8日にauの新商品・新サービスを披露する発表会を開催することを明らかにした。 先日発表したLTE-Advancedの技術の1つである「キャリアアグリゲーション」に対応するスマートフォンや、au IDで管理する電子マネーカード構想「au WALLET」について発表されるようだ。田中社長は取材陣の質問に対して、「詳しいことは5月8日の発表会でお話します」と説明した。 関連記事 やっぱり“カード”がいいんですよ:KDDI、電子マネー“カード”「au WALLET」構想を発表 KDDIは、au IDで管理する電子マネーカードを5月から開始する。WebMoneyとMasterCardと連携した電子マネー兼プリペイドクレジットカードとしても利用可能だ。 ドコモの影響はそれほどでもなかった──KDDI、2014年3
NTTドコモの通話定額サービス「カケホーダイ」に、KDDIは対抗するのか――KDDIの田中孝司社長は4月30日の決算会見で、記者からの質問に「もう少し様子を見たい」と述べるにとどめた。 田中社長は「あまり過激なことは言えないのでおとなしめに言うと」と前置きした上で、「そんなにびっくりした訳ではないというのが本音。どちらかというと、お客さんがどう思っているかが気になっている。もう少し様子を見ていきたい。対抗策を即、打つかというと、そこまで思っておらず、われわれはわれわれの考え方、タイミングで価値を訴求したい」と話す。 ドコモが同時に発表した、家族間でパケットをシェアする「パケあえる」対抗については「考えています」としながらも、具体的な内容については「どうしようかな、どうなんですかね」と濁した。 関連記事 ドコモ「カケホーダイ」の狙い──値上げになるケースも? ドコモが音声定額「カケホーダイ」
KDDIは1日、複数のオプションを販売代理店への支援金の評価対象から外す措置を取った。有料オプションへの加入を条件としてiPhoneを実質0円で販売しているとして、ユーザや自治体、メディアなどから問題視されていたことに対応したものと見られる。朝日新聞が2日、報じた。 販売代理店を5段階にランク分けし、支援金 朝日新聞が入手したKDDIの内部文書によれば、営業実績に応じて1ヶ月あたり最大100万円ほどの支援金がKDDIから販売店に出されるとのこと。この営業実績は100点満点で点数化された上で5段階の評価ランクに分けられる。 問題視されている4つの有料オプション(auスマートパス、ビデオパス、うたパス、ブックパス)に全て加入させた場合、最高で合計8点が与えられる。auスマートパスの場合、販売台数の95%以上で加入させると4点だが、85%未満だと0点。100点満点で平均が40~50点程度というこ
発表会は「2013 Winter」と題されており、冬モデルとして販売する、Android搭載のスマートフォンやタブレットの新製品が登場するとみられる。 関連記事 KDDI、au発表会を5月20日11時から開催 KDDIが、2013年夏の新サービス・新製品を披露すると見られる「au発表会」を5月20日に開催すると予告している KDDI、1月24日に「INFOBAR A02」を発表 2013年春の投入が予告されていたauの「INFOBAR A02」が、1月24日に発表される。KDDIがWebサイトで予告している。 新カラーはAOAOとICE GRAY――「INFOBAR A02」、2月中旬に発売 KDDIがクアッドコアのチップセットを搭載した「INFOBAR A02」を発表。ボディカラーはおなじみの「NISHIKIGOI」のほか、「AOAO」と「ICE GRAY」をラインアップする。 関連リン
KDDIおよびKDDI研究所は、スマートフォンアプリ開発者向けにプライバシーポリシー作成支援ツールを5日より無償提供すると発表した。同日の11時よりKDDI研究所ホームページで公開する。 同研究所が公開するのは、Androidアプリのプライバシーポリシー作成を支援するEclipseプラグイン。同プラグインを利用することで、総務省が公開する「スマートフォン プライバシー イニシアティブ(以下、SPI)」に定められた要件を満たすアプリケーションプライバシーポリシーをアプリ開発と並行して容易に作成が行える。 具体的には、アプリのソースコードから外部に送信される恐れのある利用者情報を簡単かつ高精度に抽出し、その他の項目は指定フォームに記入するだけで利用者にわかりやすいアプリプライバシーポリシーが作成可能となる。 総務省では、利用者の承諾なく利用者情報を外部送信するアプリが存在することを踏まえて、2
人々の生活を大きく変えたインターネットは、“ものを買う”という行為にも変化をもたらしてきた。店に足を運ばなければ買えなかったものが、今やWeb上のショッピングサイトを通じて買えるようになり、家にいながらにして日用品からファッションアイテム、各地の名産品までを手軽に手に入れられるようになった。 そんな“買い物”のスタイルをさらに変えようとしているのが、大画面で商品情報を確認でき、GPSを利用して店の場所を即座に検索できるスマートフォンだ。電車の中でWebを閲覧している時に欲しいものが見つかったら、その場で検索して売っている場所を調べ、途中下車して購入する――といったこともスマートフォンなら容易に行えるので、店舗側で来店につなげるための導線をきちんと用意しておけば、新たな顧客の開拓や売上の向上が見込める。 こうした「オンラインメディアを利用した実店舗への集客」(O2O:Online to Of
連鎖トラブルで規模が拡大――KDDI、auのiPhone/iPadで発生した通信障害を謝罪:新サービスの準備が裏目に(1/2 ページ) 4月16日から19日にかけてauのiPhone/iPad向けEメールシステムで発生した一連の通信障害について、KDDIが25日にその原因を説明し、再発防止策など今後の対策を発表した。 今回の通信障害は、3つのトラブルが連鎖的に発生したことで規模が拡大。さらに復旧まで長時間かかる結果となってしまった。その直接の引き金となったのは、この夏に提供予定という、新サービスに備えたシステムのバージョンアップ作業で、その作業手順書に記載ミスがあったことが発端だという。 KDDI取締役執行役員専務 技術統括本部長の嶋谷吉治氏は、「ユーザーと関係する皆様に大変なご迷惑をおかけして申し訳なく思っております。KDDIは年末年始に長時間におよぶLTEの障害を起こしており、改善活動
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く