【シアトル13日=丹羽政善】イチロー外野手が、シアトル・マリナーズと2012年まで正式に契約を延長した。以下は、当地で行われた記者会見の内容。 ――いつ決めたのか? 「いつという、この日はないんですけども、このシーズンが始まって、いろんな遠征にいくわけですけど、その時に、アウエーのファンがビジターの僕に対して、『来年は、うちのチームに来てくれ』と、言ってくれたんですね。正直、心が動いた時期もありました。日本のファンからは、日本に戻ってきてくれと、たくさん聞きました。でも最終的には、遠征から帰ってきて、『シアトルに残ってくれ、来年も』というその声が、僕にとっては一番重かった。これが一番の理由だと思います」 ――マリナーズで引退を考えているか? 「ひとつのチームでプレーするということは、なかなかたくさんのプレーヤーができるわけではないと思うんですね。その可能性、チャンスを与えてくれたこ
メジャーリーグの日本語公式ライセンシーサイト。松坂大輔、イチロー、松井秀喜をはじめ日本人選手のニュースをいち早くお届け。メジャー通だけでなく、初心者でもわかるニュースが満載。【サンフランシスコ10日=丹羽政善】慌てて、ア・リーグのクラブハウス前に戻れば、もう、イチローの会見が始まっていた…。テレビ会見の部分に間に合わなかっただけだが、前半のコメントは、そのときにイチローが言った言葉。さぞかし盛り上がったかと思うと、少し悔しい。 またイチローは、こんなふうにオールスターへの思いも語ったそうだ。 「こういう舞台を用意してくれたことは、やっぱり投票してくれたファンの皆さんのおかげですからね。そのことに改めて感謝したいし、こうやって7年目、違う感覚をもってやってこられたこと、6年やったことの成果というのが、ようやく現れてきている自分に対しても少し喜びを感じたオールスターでしたね」 これは、そ
【サンフランシスコ10日=丹羽政善】まさに、右往、左往…。 試合前、イチローの出場後の会見は、ベンチに下がった直後にクラブハウス前の廊下で行う、という申し合わせがあった。 3回に2打席目が回ってくる。しかし、3人目なので、2死からの可能性がある。例えば、2死から回ってきて凡退すれば、イチローはすぐにダッグアウト裏に現れて、会見を開く──。 しかし、日本人のメディア席は、三塁側の3階席にあって、打席を見てから移動していては、イチローのインタビューに間に合わない。 仕方がなく、3回表が始まる時に、1階のメディア用ワークルームに向かって歩き始めれば、そこに着いたとき、イチローがちょうどレフト前にヒットを放ったところだった。 とりあえず、これでア・リーグのクラブハウス前で行われる会見に遅れる心配はなくなったが、そのまま、そこでテレビを見ていると、その裏も、イチローは守備に就いた。「もう1
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