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ブックマーク / www.cinra.net (32)

  • チャットモンチーの素顔と尊さをDAWA、imai、MINORxUが語る | CINRA

    チャットモンチーのラストアルバム『誕生』のリリースに向けてCINRA.NETでは複数の特集記事を掲載する(特集記事一覧)。今回は、かねてよりメンバーと親交の深い3人を招き鼎談を実施した。参加してもらったのは、2012年にgroup_inouとしてチャットモンチーと対バンしたことをきっかけに交流を重ねてきたimai、メジャーデビュー当初からチャットモンチーのファンであり福岡晃子(Ba)の友人でもあるFLAKE RECORDSオーナーの「DAWA」こと和田貴博、過去2度にわたりチャットモンチーのドキュメンタリー作品をディレクションした映像作家のMINORxU。この3人だからこそ語ることができるメンバーの実像、バンドとしての比類なき魅力と功績、ラストアルバムを聴いた率直な感想をここに記録する。 今でも脱退の話をした日のことはすごく覚えています。(MINORxU) —まずはそれぞれのチャットモンチ

    チャットモンチーの素顔と尊さをDAWA、imai、MINORxUが語る | CINRA
  • BABYMETALがアメリカで「BABYMETAL RECORDS」設立、世界展開を強化 | CINRA

    BABYMETALがアメリカで新レーベル「BABYMETAL RECORDS」を設立することがわかった。 アメリカとヨーロッパを巡る世界ツアーを今月からスタートさせるBABYMETAL。BABYMETAL RECORDSはSLIPKNOTやMEGADETHらのマネジメントを手掛ける「5B Management & Records」と、Marilyn MansonやThe Prodigyなどの作品をリリースする「Cooking Vinyl」と共に設立するもの。さらに5B Managementとパートナーシップを結ぶことも明らかになった。今後はBABYMETAL RECORDSを拠点にさらなる世界展開を行なう予定だという。 あわせてBABYMETALのプロデューサーであるKOBAMETAL、5Bの副社長であるボブ・ジョンセン、Cooking Vinyl Americaの社長であるハウィ・ゲイブ

    BABYMETALがアメリカで「BABYMETAL RECORDS」設立、世界展開を強化 | CINRA
  • Perfume支えるテクノロジーに迫るNHK特番 案内人に真鍋大度&ムロツヨシ | CINRA

    特別番組『Perfume × Technology 2017』が、12月21日にNHK総合で放送される。 ライブや『NHK紅白歌合戦』などで最新のテクノロジーを駆使したパフォーマンスを披露しているPerfume。『Perfume × Technology 2017』は彼女たちのステージの舞台裏や演出を支えるテクノロジーに迫る番組だ。 案内役はPerfumeに加え、Perfumeと長年タッグ組んでいるライゾマティクスの真鍋大度、東京理科大学で真鍋の同級生だったというムロツヨシ。『NHK紅白歌合戦』や真鍋が参加したリオデジャネイロオリンピック閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーを例に挙げながら、演出に隠されたテクノロジーを解説していく。また12月31日に迫る今年の『NHK紅白歌合戦』で披露されるPerfumeのステージの準備の模様も紹介される。

    Perfume支えるテクノロジーに迫るNHK特番 案内人に真鍋大度&ムロツヨシ | CINRA
  • クアイフが語る、ポップスへの憧れとメジャーシーンで闘う覚悟 | CINRA

    愛知出身の3ピースバンド、クアイフ。彼らが2016年の暮れにリリースした“snow traveler”を初めて聴いたとき、今の時代にしか作り得ない歌詞とサウンドながら、10年後にも20年後にも波及していきそうな、普遍性の高さに驚いた。そこには、「大衆音楽」としての役割を背負った曲だけが持つ人懐っこさと、どこか凛とした風情のようなものがあった。 クアイフは結成6年目の今年、メジャーデビューを果たす。今回のインタビューは、まだメジャーデビュー作などが完成していない準備段階にて行われたがゆえに、今、クアイフが抱える問題意識と野心が生々しく記されることとなった。彼らが抱える問題意識――それはつまり、「今、バンドはメジャーでやれるのか?」ということ。 たとえば、テレビへの出演ひとつを取ってみても、今はもう「バンドがテレビに出ている」というだけで付加価値が生まれる時代ではない。「どこで自分たちは闘うの

    クアイフが語る、ポップスへの憧れとメジャーシーンで闘う覚悟 | CINRA
  • なぜ花澤香菜は、歌い手として一流の音楽家から愛されるのか? | CINRA

    花澤香菜が2013年に発表した1stアルバム『claire』は、2010年代のジャパニーズポップスの最重要作のひとつに数えられる作品である。トータルプロデューサーを務めたROUND TABLEの北川勝利をはじめ、沖井礼二(TWEEDEES / ex.Cymbals)、矢野博康(ex.Cymbals)、ミト(クラムボン)といった「ポスト渋谷系」と呼ばれる世代が集結し、渋谷系とアニソン / ニコ動文化をつなぐ、新たなポップスのスタンダードを提示。渋谷系の先輩たちとは違う道を模索しながら、それぞれキャリアを積み重ねてきた音楽家たちが「アニメ」を軸に邂逅を果たし、それを実現させたのが花澤の唯一無二の歌声だった。 「ニューヨーク」がテーマの前作『Blue Avenue』に続き、新作『Opportunity』のテーマは「イギリス」。花澤作品ではお馴染みの顔触れに加え、今回初めて作家として参加したのが、

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  • 水カン・コムアイが語る、世間からの「消費」に抗うイメージ戦略 | CINRA

    2月8日、フルアルバムとしてはメジャーから初となる『SUPERMAN』をリリースする、水曜日のカンパネラ。3月には武道館公演も決定し、いよいよメインストリームのポップシーンの主役へと躍り出ようとしている。 水曜日のカンパネラといえば、「主演 / 歌唱」のコムアイの鮮烈な存在感をフィーチャーしたミュージックビデオが、そのイメージの拡散において大きな牽引力となってきた。なかでも、“ナポレオン”や“メデューサ”、“ツチノコ”に“松尾芭蕉”、そして今作『SUPERMAN』にも収録されている“アラジン”と、これまで5作品を手がけてきた映像作家・映画監督の山田智和は、毎回意外性のあるシチュエーションでコムアイの奔放なパフォーマンスをとらえ、奇抜で不思議でキッチュなだけではない水曜日のカンパネラのモダンアート的な側面を引き出してきた。山田智和は昨年末に地上波のテレビで放送されて話題を呼んだ、二階堂ふみと

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  • Awesome City Clubが語る、男女混成だから歌える新たな人間讃歌 | CINRA

    2017.01.27 Fri Sponsored by Awesome City Club『Awesome City Tracks 4』 Awesome City Clubが「Awesome City Tracksシリーズ最終章」と位置付ける新作『Awesome City Tracks 4』を完成させた。「架空の街」をコンセプトとしてきたバンドが、格的に現実へと拡張していく覚悟の一枚であり、「2010年代デュエットソング」と銘打たれた“今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる”は、「男女混成バンド」という自分たちの強みを改めて表現するもの。相当な気度が伝わってくる作品である。 それにしても、男女ツインボーカルで、なおかつ男女ともに複数人いるバンドというのは、いわゆる大所帯バンドを除くと当に珍しい。大げさではなく、非常に複雑で、奇跡的なバランスで成り立っているバンドなのだろう。そこで今回

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  • ワンオクが、ロックの力が弱まったアメリカで勝つために選んだ道 | CINRA

    初めて「アメリカ基準」で制作したアルバムから2年 「ひょっとしたら、『35xxxv』の先には、スタジアムクラスのロックバンドとして、さらにスケールの大きな表現を目指していく道が続いているのではないだろうか? 今のONE OK ROCKの持つポテンシャルを見ていると、そんな期待すら抱いてしまう」 そう書いたのは2年前のことだった(日人の「エモーション」だって、世界を震わせられる。ONE OK ROCKとサム・スミスの共通項)。その期待に彼らは着実に応えてくれた。それが、『Ambitions』というニューアルバムを聴いての第一印象だ。 前作アルバム『35xxxv』(2015年)は、ロサンゼルスに制作拠点を移し、現地のプロデューサーに自らコンタクトをとってレコーディングを行った1枚だった。積み重ねてきた海外ツアーを経て掴んだ実感をもとに、「日基準」ではなく「アメリカ基準」で制作したアルバムだ

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  • 田渕ひさ子×原田郁子対談 二人と音楽の関係は今、どうですか? | CINRA

    インタビュー・テキスト by 麦倉正樹 撮影:森山将人 編集:山元翔一 取材協力:ABOUT LIFE COFFEE BREWERS 現在はtoddleでボーカル&ギターを務める田渕ひさ子と、クラムボンの原田郁子が、同じ女子高に通っていた同級生であったということは、知る人ぞ知る事実。しかし、この話にはあまり語られていない背景がある。実はこの二人、高校時代の交流はほとんどなく、むしろ東京に出てきてから互いの素生を語るうちに、その偶然の再会に驚き、意気投合したのだという。 そんな近そうでいて、お互い知らない時間のほうが多いと明かす二人を招いた対談は、親密さと緊張感の入り混じる不思議な時間だった。それぞれ人生経験を積んだ二人は、20年以上の時を経て教室の隅で語り合う少女のようでもありながらも、相手への配慮を欠かさない大人の距離感を保っていた。 同じ1975年生まれの女性として、彼女たちは、どんな

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  • ピエール中野が愛を込めて語る、アイドル論。なぜハマったのか? | CINRA

    凛として時雨のドラマー、ピエール中野。X JAPANのYOSHIKIに衝撃を受けて始めたというドラムは、超絶的なテクニックが特徴。まるで千手観音のごとく手数、足数を駆使した高度なテクニックと表現力による、豪快かつ繊細なプレイは他の追従を許さない。凛として時雨とは別に、大森靖子やももいろクローバーZ(以下、ももクロ)、星野源など、ジャンルを問わず様々なアーティストのレコーディングやライブに参加するなど、多忙を極めている。 ピエール中野は、アイドルや女性グループへの造詣も深く、そのユニークな語り口にはファンも多い。そこで今回CINRA.NETでは、彼にPerfumeやももクロ、BABYMETALなどへの「愛」をたっぷりと語ってもらった。 ヘッドホンやイヤホンに一家言を持つ彼は、新製品が出るたびチェックしているという。ソニーの最新イヤホン「XBA-N3」を使って、PerfumeやBABYMETA

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  • Shiggy Jr.が語る、メジャーならではの悩みを経て覚悟を決めた今 | CINRA

    2016.10.26 Wed Sponsored by Shiggy Jr.『ALL ABOUT POP』 インディーズ時代から早耳リスナーの注目を集め、レコード会社争奪戦の末に、2015年6月、満を持してメジャーデビューを果たしたShiggy Jr.。プロフィールに「ポップでポップなバンド」というキャッチコピーを掲げる4人組が、10月26日、1stアルバムをリリースする。その名も、『ALL ABOUT POP』。 「ポップ」とはなにか? ポップアートの先駆者であるリチャード・ハミルトンはかつて、ポップとは、「通俗的で、消費的で、低価格で、大量生産的で、若者向けで、機知があり、セクシーで、ギミックがあって、華やかで、そしてたくさん売れるもの」とした。 「ポップ=売れるもの」を意味するのであれば、Shiggy Jr.が「ポップ」であるかどうか、それを決めるのは人たちでも、レコード会社でも、

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  • 流行と同時代性は違う。「王道」を掲げるTWEEDEESのポップス論 | CINRA

    元Cymbalsの沖井礼二とシンガーの清浦夏実が2015年に結成したポップグループ、TWEEDEESが2ndアルバム『The Second Time Around』を完成させた。沖井が自らの豊富な音楽アーカイブとメソッドを解放しながら、細分化が進むポップスの様態を包括するとともに同時代かつ普遍的な楽曲をクリエイトしようとする意志が、1曲1曲のサウンドに通底している。その中心に位置する清浦の瑞々しく豊潤なボーカルは、多様な音楽性と物語が展開していく楽曲の連なりの中で、揺るぎない存在感を発揮している。 このインタビューはTWEEDEESのポップス論を紐解きつつ、話題は1990年代と現代におけるポップスの相違点などにも及んだ。かつて「ポスト渋谷系」と呼ばれたCymbalsの解散から12年。沖井が90年生まれである清浦とTWEEDEESを結成し、10年代に提示するべき「刹那的ではない、色あせない

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  • 7つのライブハウス事業者による事業者団体が設立、風営法改正を契機に | CINRA

    ライブハウス事業者から構成される事業者団体「一般社団法人ライブハウス コミッション」の設立が発表された。 風営法改正を契機に、ライブエンターテイメント業界でも新たな時間市場を活用し、さらなる業界の発展を目指すことを目的に設立された同団体。一定条件のもとでクラブなどの深夜営業が可能となる改正風営法は日6月23日に施行された。 同団体に参加するのは、TSUTAYA O-EASTなどのO-Groupを運営する株式会社シブヤテレビジョン、WWWを運営する株式会社スペースシャワーネットワーク、LIQUIDROOMを運営する株式会社ディフェンスアンドアソシエイツ、duo MUSIC EXCHANGEを運営する株式会社デュオ・ミュージック・エクスチェンジ、CLUB QUATTROを運営する株式会社パルコ、新宿LOFTを運営する株式会社ロフトプロジェクト、下北沢SHELTERを運営する有限会社ロフト。

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  • Awesome City Club、「シティポップ」を抜け出して、何を歌う? | CINRA

    2016.06.21 Tue Sponsored by Awesome City Club『Awesome City Tracks 3』 昨年CDデビューを果たしたAwesome City Club(以下、ACC)は、そのバンド名もあって、いわゆる「シティポップブーム」の中で語られることの多いバンドだった。しかし、ブーム再燃のきっかけとなったceroが「シティポップ」という言葉と向き合って素晴らしい作品を作り上げた一方で、新世代の筆頭とも言うべきSuchmosが<cityなんかよりtownだろ>と歌うなど、現在は多くのバンドが「シティポップ」という枠に収まることなく、それぞれの道を歩み始めている。そして、前作のラストを“Lullaby for TOKYO CITY”という曲で締め括ったACCもまた、改めて自分たちの道を歩み、難産の末に新作『Awesome City Tracks 3』を完成

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  • アートワーク先行で、楽曲を作り出す。AA=チームの稀な創作方法 | CINRA

    普通のアルバムは楽曲が出揃ってからアートワークが作られるが、AA=の最新作『#5』はアートワークからインスピレーションを受けて楽曲が制作された珍しい作品だ。アルバムに先立ち配信リリースされた0.8秒と衝撃。のJ.M.との“→MIRAI→(ポストミライ)”、Dragon AshのKjとの“M SPECIES”、coldrainのMasatoとCrossfaithのKoieとの“FREE THE MONSTER”では、豪華なコラボも話題となったが、時系列がつながったジャケットデザインも楽曲の世界観を築くうえで欠かせない要素となっている。 3曲のジャケット、アルバムのジャケット、そしてリード曲となった“Such a beautiful plastic world!!!”のMVまで、一連の流れで制作されたアートワークは、どのような意図を持ってできあがったのだろうか。AA=の上田剛士、ジャケットのイ

    アートワーク先行で、楽曲を作り出す。AA=チームの稀な創作方法 | CINRA
  • 水曜日のカンパネラ、人気の起爆剤となった「MV」について語る | CINRA

    音楽にまつわるアート作品を間近で見ることのできた展覧会 3月4日から6日の3日間にわたって、渋谷space EDGEで行われた『SPACE SHOWER MUSIC ART EXHIBITION』。音楽とアートの密なる関係性の「現在」を見せる展覧会と銘打たれただけあり、オフィス街のはずれにある会場には3日間を通じて多くの観客が詰めかけた。 筆者は最終日の6日に足を運んだのだが、制服姿の10代の学生から日のポップスの歴史をそのまま見てきたようなシニアまで、幅広い客層のオーディエンスでごった返していた。写真家・太田好治が撮影したBRAHMANのアーティスト写真を、カメラを首からかけた少年が息を飲んでじっと見つめ、きゃりーぱみゅぱみゅのステージ衣装を、シックな赤いコートに身を包んだマダムが興味深げに観察している光景が見られた。 『SPACE SHOWER MUSIC ART EXHIBITIO

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  • 祖父江慎+コズフィッシュ展、約2千冊におよぶ全装丁本を一挙展示 | CINRA

    『祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ』が、1月23日から東京・千代田区立日比谷図書文化館で開催される。 祖父江慎は、「うまくいかない喜び」を軸に活動をするグラフィックデザイナー。1990年にデザイン事務所コズフィッシュを設立し、松大洋の『GOGOモンスター』、吉田戦車の『伝染るんです。』、糸井重里の『言いまつがい』、宮藤官九郎の著書『私のワインは体から出てくるの』といった様々な書籍の装丁を手掛けている。また近年は『スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。』『水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展』『岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ』をはじめとする展覧会のグラフィックやアートディレクションも数多く担当している。 同展では、祖父江とコズフィッシュがこれまでに手掛けた約2千冊におよぶ全装丁を前後期に分けて展示。またに使用される紙やの構造、印刷、製といった作りの工程を、祖父江が実

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  • 変幻自在に言葉を操る、ぼくのりりっくのぼうよみという名の17歳 | CINRA

    17歳、現役高校生ボーカリスト、ぼくのりりっくのぼうよみ。動画サイトに投稿した楽曲のポップセンス、何よりも独特の言葉のセンスが注目され、瞬く間にメジャーデビューが決まった。音楽オーディション『閃光ライオット』やFM番組『SCHOOL OF LOCK!』でその認知を広めた彼、「驚愕の才能」と騒ぎ立てる周囲をよそに、言葉に意味を持たせすぎる現代の風潮をサラリとかわしながら、パズルを組み合わせるように、言葉とメロディーを重ねていく。デビューアルバム『hollow world』、トラックメーカーが作った音源に乗せたラップが、実に滑らかに泳ぎわたっている。 実は彼、国語の全国模試で1位をとった経験がある。そして、数か月後には大学受験を控えているという。この日も、模試が終わった直後のインタビューとなった。 高校3年生っていうのは、確かに売りになるんだろうなとは思います。 ―今日も朝から模試だったそうで

    変幻自在に言葉を操る、ぼくのりりっくのぼうよみという名の17歳 | CINRA
  • 近田春夫を本気にさせたTeddyLoid、ディープな音楽談義 | CINRA

    前作『BLACK MOON RISING』から1年ぶりとなる、TeddyLoidの2ndアルバム『SILENT PLANET』が、とんでもないことになっている。中田ヤスタカ、小室哲哉、HISASHI(GLAY)ら、1980年代以降のJ-POPシーンを牽引してきたトップクリエーターから、tofubeatsや池田智子(Shiggy Jr.)といったテン年代を担う新世代、さらには日のヒップホップを黎明期から支えたレジェンド、近田春夫まで参加した超豪華な内容なのだ。特に、近田春夫とtofubeatsをフィーチャリングした“VIBRASKOOL”は、作の中でも最大のクライマックス。祖父と孫ほども歳の離れた二人のガチのラップバトルに、血湧き肉踊ること必至である。 そこで今回は、近田春夫とTeddyLoidの二人に“VIBRASKOOL”制作のエピソードを振り返りながら、トラックメイキングへのこだわ

    近田春夫を本気にさせたTeddyLoid、ディープな音楽談義 | CINRA
  • チャットモンチーが紐解く、Spangle call Lilli lineの謎 | CINRA

    2015.11.10 Tue Sponsored by Spangle call Lilli line『ghost is dead』 長い活動休止期間を経て、10月に5年ぶりのワンマンライブを恵比寿LIQUIDROOMにて開催(ソールドアウト)、11月11日に5年半ぶりのオリジナルアルバム『ghost is dead』を発表するSpangle call Lilli line(以下、スパングル)。活動休止の主な理由はボーカル・大坪加奈の産休だったが、リーダーの藤枝憲はグラフィックデザイナー、笹原清明はカメラマンを業とするバンドであり、そのマイペースな活動姿勢はデビュー時より終始一貫している。メジャーもインディーも問わず多くのミュージシャンがスパングルに支持の声を寄せているのは、その活動のあり方に対する羨望の眼差しと、クリエイティブに対する称賛が入り混じったものだと言っていいだろう。 今回笹

    チャットモンチーが紐解く、Spangle call Lilli lineの謎 | CINRA