高齢者がペットと暮らす場合は、周囲の支えが大切(※イメージ)この記事の写真をすべて見る ペットは家族同然。高齢者にとって、可愛い犬や猫の存在は心の支えになり、散歩や世話が健康長寿に役立つというデータもある。だが、高齢者のペットが問題を生んでいるのも事実。一人暮らしで倒れたらペットは行き場をなくすからだ。いざという時に何をすべきか? 赤坂動物病院(東京都港区)の柴内裕子総院長は、高齢者がペットと暮らす場合は、周囲の支えが大切だと話す。 「私の病院では“70歳からパピーとキトンと暮らす”というプログラムを3年前からスタートさせ、元気な高齢者でペットが欲しいという方の相談に乗り、ペットの選択からしつけ、健康までサポートしています」 しつけも大事だ。 「お年寄りはつい甘やかしがちですが、しつけはペットが幸福に生きる基本なので、飼い主さんと一緒に学んでもらいます。万が一の時に“ペットを託せる人”の名