「ノー残業デー」に残業していたことをとがめられて激高し、上司に体当たりしたり暴言を吐いたりしたとして、京都市は24日、右京区役所納税課の男性係長(47)を停職5日の懲戒処分にした。市は毎週水曜日をノー残業デーとしている。 京都市によると、係長は今月1日午後5時半ごろ、帰宅を促した課長に「あほ、ぼけ、いてもうたろうか? 半殺しにしたろか」などと言い、体当たりした。課長にけがはなかった。定時の就業時間は午後5時15分までだった。 市は、課内業務の進め方について2人の間に普段から意見の相違があった上、他職員の長期病欠で係長の負担が増えていたことが背景にあるとみている。【入江直樹】