米アドビシステムズは2011年12月6日、Adobe ReaderとAcrobatに新たな脆弱性が見つかったことを明らかにした。この脆弱性を悪用した標的型攻撃が出現しているという。Windows版Adobe Reader/Acrobat 9の脆弱性を修正するセキュリティアップデートは12月12日の週までに公開する予定。 脆弱性の影響を受けるのは以下のバージョン。Windows版/Mac版のAdobe Reader X/Acrobat Xについては、バージョン10.1.1およびそれ以前。Windows版/Mac版/UNIX版のAdobe Reader 9.xについては、バージョン9.4.6およびそれ以前。Windows版/Mac版のAcrobat 9.xについては、バージョン9.4.6およびそれ以前。 今回見つかったのは、Adobe ReaderおよびAcrobatのデータ処理に関する脆弱性