外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が後藤健二さんを拘束している事件を受けて、トルコ国内のシリアとの国境地帯で、日本人を狙った拘束事件などが起きるおそれがあるとして、危険情報を最もレベルの高い「退避勧告」に引き上げました。 外務省は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が、後藤健二さんの解放と引き換えに、ヨルダンで収監中の死刑囚をトルコ国境に連れてくるよう求めたことを受けて、取材を行う日本人記者がトルコ国内のシリアとの国境地帯に集まっているという情報がインターネット上で配信されているとしています。 そして、外務省は、この地域で日本人を狙った拘束や誘拐事件、テロなどが起きるおそれがあり、強く懸念されるとして、30日、この地域に出している危険情報を最もレベルの高い「退避勧告」に引き上げました。 外務省では、この地域に滞在する日本人に対し、直ちに離れるよう強く勧告し