ブルンジ首都ブジュンブラで国民投票の結果を発表する選挙管理委員会の委員長(2018年5月21日撮影)。(c)AFP PHOTO 【5月22日 AFP】アフリカ中部ブルンジの選挙管理委員会は21日、ピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領(54)の在任を最長2034年まで可能にする憲法改正の是非を問う17日の国民投票の結果を発表し、賛成73%、反対19%だったと明らかにした。2005年から政権の座にあり続けるヌクルンジザ氏は、改憲によって大統領職をさらに2期務めることが可能となる。 選管によると投票率は96%。投票全体の4%は無効票で、0.27%を占める海外居住者の票は結果に含まれていない。開票結果は暫定的なもので、憲法裁判所が9日以内に正式なものと認める手続きを行うという。 国民投票をめぐっては恐怖と抑圧の下で実施されたとして反対派や人権団体が非難の声を上げていた