前々回、日本の夜這いの風習について書くと予告しておきながら、また脱線して済みません。次回エントリーを予告しておいていつも脱線するのは拙blogの悪い癖ですね・・・。でも、今回の田母神論文・更迭騒動について言っておきたいことが色々出て来たので、少々出遅れた感はありますが私見を記しておきたいと思います。 今回の問題にはいろいろな論点・切り口があると思いますが、最大の問題は文民統制に無理解で遵守する意識のない幕僚長が存在したことに尽きると思います。 他の論点としては、例えば一私企業の懸賞論文に自衛官が応募することが、国家公務員法第102条で禁じられている「政治活動」とみなされるのか?というのもあるでしょう。 更迭のニュースが流れたときに、私はすぐに問題の論文を読んでみました。その内容は、たとえて言うなら、「応募論文の審査委員長を務めたという渡部昇一上智大学名誉教授の歴史授業(注)を受けた学生が期