【衝撃事件の核心】「最後はぼろ切れのように捨てられる」 山口組4代目〝ボディーガード〟独白 組分裂は「足を洗う絶好のチャンス」 「最後の賭けをしたのだろう」。日本最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂騒動を、こう推測する人がいる。NPO法人「五仁會(ごじんかい)」の竹垣悟代表(64)。兵庫県姫路市で、暴力団から離脱しようとしている組員や元組員らの支援活動を続けているというが、もともとは暴力団の組長。それも、山口組の竹中正久4代目組長の〝ボディーガード〟の立場だった。分裂を決意した組長らの心境も理解できる部分があるといい、「このままだったら金が続かなくなり、最後は捨てられる」と、背景に金銭問題が存在した可能性を示唆する。一方、抗争も懸念される中にありながら、竹垣代表はむしろ好機ととらえ、現役組員らにこう呼びかけている。「足を洗うには、絶好のチャンスだ」 「離脱組長ら最後の賭けか」