(CNN) 英国で先ごろ開催された航空ショーで、テストパイロットが米ロッキード・マーチンの巨大貨物機LM100Jを「宙返り」させる場面があった。同機は全長33メートル以上で、翼幅は39メートルを超える。 LM100Jは軍用輸送機C130J「スーパーハーキュリーズ」の民生版で、ロールスロイス製のターボプロップエンジン4基を備える。 その巨大なサイズを考えると曲芸飛行が期待されるような機体ではないが、経験豊富なテストパイロットの手にかかると美しい航跡を描くデモ飛行も可能となった。 7月にロンドン郊外で行われたファンボロー国際航空ショーで機体を操ったのは、LM100Jの認可取得プログラムで主任テストパイロットを務めるウェイン・ロバーツ氏。ほぼ完ぺきな宙返りとみられる機動も含まれ、その様子を捉えた動画はインターネット上で瞬く間に拡散した。 ロバーツ氏はCNNの取材に、「あれはループ(宙返り)ではな