ゲームについての雑文をちょくちょく。 モガベーID:60916219 PSN ID:rikzen_zero nintendo ID:rikzen メール:rikzzeroあっとgmail.com
(前回「政府の無策に沈むオタクビル「動漫城」/でも日本アニメ人気は健在」から読む) 上海のオタクビル「動漫城」は、国営メディアの肝いりでオープンしたものの、聞くと見るとでは大違いの寂れ方だった。ちょうどいま、杭州で中国最大のアニメ展覧会「第4回中国国際動漫節」(4月28日~5月3日)が開かれているが、今回はこの国の動漫(アニメ・マンガ関連)産業の発展にとってネックと思われる規制の問題について、ビジネスの現場から考えてみたい。 現場の話をしてくれたのは、前回もご登場いただいたフィギュアや模型の企画・開発・製造を行うアルター上海の清水孝義さん(29)。「動漫城」に『HOBBYSTOCK-SHANGHAI』というフィギュア専門店を置く、唯一の日本人関係者である。彼は日々接している若い中国人客について何を感じ、この国の動漫ビジネスの現状や将来をどのように考えているのだろう。 アルター上海は、香港、
12月も後半に入り、2007年のアニメ作品のヒットの模様が見えてきた。 まずは映画興行だ。こちらは毎年恒例の「ポケモン」「名探偵コナン」「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」という東宝の看板シリーズのヒットに加えて、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」が小規模の配給にもかかわらず予想外の健闘を見せ、9月最初の週末ランキングで1位を獲得。「ヱヴァ」が持つブランドのパワーを証明した。 ただし、目立ったトピックはこれくらい。「ヱヴァ」以外で、話題となる動きはほとんどなく、関係者の期待が高かった「ベクシル 2077日本鎖国」や「EX MACHINA-エクスマキナ」といったCG技術を駆使した作品も、残念ながら“新しい時代の流れ”を生み出すまでには至らなかった。 一方、アニメビジネスの“主戦場”であるテレビ放送の世界はどうだったのだろうか。 「ここ数年、セルDVDでの売り上げを見込んで、テレビアニメが大量に
人気バンドのレディオヘッドが先月、買い手が価格を決められるアルバムをオンライン販売して話題になったが、一銭も払わずにダウンロードした人が6割に上った。米調査会社comScoreが11月5日、報告した。 レディオヘッドの新作アルバム「IN RAINBOWS」は、音楽業界の慣習を打ち破り、購入者が好きな金額を払って公式サイトからダウンロードできるようになっている。あるいは、購入者はボーナスCDなどの特典が付いた約80ドルのディスクボックスも選択できる。 comScoreのデータベースに登録した200万人のデータを基にした調査によると、10月1~29日の間にIN RAINBOWSのサイトにアクセスした人は全世界で120万人。そのうちかなりの割合がアルバムをダウンロードしたという。ダウンロードした人のうち、お金を払ったのは約40%だった。全世界では、有料でダウンロードした人は38%、無料でダウンロ
村上 確かに、この本やテレビ番組に登場するゲストは皆さん、「人生の成功者」と言える方々です。ただ、あなたたちメディアもそうだと思うけど、これまで日本では「成功」についてあまりにもイージー(安易)に語られ過ぎてきた嫌いがある。 なぜ、その人が成功したのか──。これを説明する際には、たいてい語り手が「きっかけ」「苦労」「秘訣」の“3点セット”を持ち出しますよね。心当たりがあるでしょう。この3点セットがあると、聞き手は安心するんです。「自分には成功のきっかけがなかっただけだ」とか「成功者は苦労しなければならないから大変だ」とか。聞き手がそう思うことで、ある意味、社会の均一性が保たれる。でも、成功とは本来、そういうふうに定式化できるものではない。 こう言うと、身も蓋もないようだけれども、ゲストの皆さんは成功するために、まさしく「身も蓋もない努力」をしている。大事なのは、そこまで努力をする対象がある
「これからは海外での日本製アニメビジネスのやり方を根本的に変える必要がある。我々の目標は、全世界での同時展開だ」――。こう語るのはバンダイビジュアルUSA社長を務める今野達則氏。 バンダイビジュアルは、国内では「攻殻機動隊」シリーズや「機動戦士ガンダム」シリーズなどの人気作品の映像商品を取り扱う、アニメ業界トップを走るDVDメーカーだ。 そんな同社が、ハリウッドの大作映画でおなじみの“世界同時公開”よろしく、アニメDVDを世界同時リリースする態勢に入った。今後、海外市場へはライセンス供与ではなく、自社でビジネスの舵取りを行うという。その狙いを追ってみた。 自社販売による高付加価値・高価格路線に乗り出す バンダイビジュアルは、2005年1月に設立した米国現地法人バンダイビジュアルUSAによる、米国でのアニメDVDセールスを本格的に開始した。 同社USA代表の今野達則社長は、「米国で日本製アニ
イラストレーターやシナリオライター、声優、ミュージシャン、写真家など、様々な分野から約3000人ものクリエイターを集め、「OMC」(オーダーメイドCOM)と名づけて組織化したテラネッツ。アニメやゲームといった、いわゆる「オタク系」「アキバ系」と呼ばれる分野に特化して、彼らを売り込む「クリエイターマネジメント」という業態を初めて確立した。 個性的で実力はあるものの、営業力や才能を発揮できる場所が少なかったクリエイターたちのエージェントとして、企業のデジタルコンテンツ向けデザイン全般を受注するまでになった。そして2007年2月、札幌証券取引所アンビシャス市場に上場した。 オンリーワンのキャラクターを個人に提供 これまで、家庭用ゲームやインターネットゲームに登場するキャラクターは、ゲーム制作会社が用意した「既製品」が主流だった。だがここ数年、ユーザー自身がオリジナルのキャラクターを設定できるネッ
今年のアニメーションDVDマーケットで最大のセールスを期待される作品が7月4日に発売される――それがスタジオジブリの宮崎吾朗監督作品「ゲド戦記」。このDVDの発売に当たって、従来にないマーケティング・宣伝手法が採用された。 「ゲド戦記」に描かれる世界の魅力を伝えるために、文庫本“ゲドを読む。”を110万部制作し、何と無料配布するというのだ。しかも、この本の内容は吾朗氏の映画ではなく、原作小説を解説したもの。今回は、この前代未聞のプロモーションの狙いを探ってみた。 アニメーション映画「ゲド戦記」は、スタジオジブリの看板クリエーターである宮崎駿監督の長男・吾朗氏が初監督した作品だ。劇場公開は2006年7月。興行収入は同年の邦画トップとなる76億5000万円を稼ぎ出した。 「ゲド戦記」の映画化については、かつて若かりし頃の宮崎駿監督が原作者であるアーシュラ・K.ル=グウィンに打診。しかし、その時
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く