皆さんこんにちは。fusatonです。 今日は、動物学者ヤーコプ・ヨハン・バロン・フォン・ユクスキュルの代表的な著作である「生物から見た世界」に着想を得て、日常生活に生かせる考え方を話したいと思います。 ■「生物から見た世界」とは 「生物から見た世界」には、本の主題をうまく表現している「蚤」の話があります。それはこんな話です。 蚤は動物の血液を糧に生きている動物である。その蚤には、明るさを感じる原始的な目と、エサとしている動物の放つ乳酸のにおいを感じる原始的な鼻のような器官しかない。 だが、たったそれだけで蚤は生き続けることができる。 明るい方によろよろと歩いていくと、樹木にのぼりはじめ、もっと明るいところを目指すと、今度は枝の先に至る。 そこで行く先がないのでじっとまっていると、今度は乳酸のにおいがする。そのときに手足を枝から話せば、動物の身体の上に落ちることができ、エサにありつけること