山形新幹線「つばさ」の名称を「つや姫」に変更するよう、県がJR東日本に求めている。3日の県議会総務常任委員会で明らかにした。 秋田新幹線に今年3月、「スーパーこまち」が登場。日ごろから「つや姫」は山形をイメージしやすく、コメのPRにもつながると考える吉村美栄子知事の肝いりで呼称変更の要望となった。 ただ、JRでは「つばさ号が全国的に定着している。設備改修にも費用がかかる」と否定的という。 それでも県の要望が一部実り、8、9月に団体客向けの臨時列車が「つや姫」号で運行された。 つばさ号のデザインがリニューアルされることも決定。山形市出身の工業デザイナー奥山清行氏が担当し、来年4月から運行が始まるという。 県は「まずは臨時列車の名称変更を実現し、山形新幹線をつや姫号にしたい」と意気込んでいる。豊富なコンテンツをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインす