【ソウル共同】韓国の最大野党「共に民主党」の金相姫議員は23日、大統領府が昨年末ごろ、性的不能治療薬「バイアグラ」を大量購入していたと明らかにした。同議員が医薬品購入内訳資料を入手し、共同通信などメディアに提供した。 大統領府報道官は、バイアグラが高山病に効果があると聞き、今年5月に朴槿恵大統領が標高の高いアフリカの都市を外遊するのに備えて買ったと主張した。しかし資料では、大統領府は別に大量の高山病薬を購入しており、バイアグラ購入の動機に疑念が出ている。
12日に公開された片渕須直監督のアニメ映画「この世界の片隅に」、興行はまずまずの滑り出しのようで、ホッとしています。前回の本欄に引き続き、より深くこの作品を読み解いてみたいと思いますが、ネタバレありですのでご注意を。 この原稿を書く時点でもう5回も見てしまったこの映画、実は初見では大いに戸惑いました。尺の都合で原作の「ある部分」をすっ飛ばしていながら、そこから生まれる葛藤や煩悶(はんもん)などを部分的に残す、というムチャな荒業を使っているからです。とはいっても、各シーン(とりわけ終盤)の情緒喚起力にただならぬものがあるので、ドバァーー!と感動の大波にのみ込まれてしまうのですが。 片渕監督「120分に収めるため、原作のある部分を削った事により、すずさんの大きな葛藤がひとつなくなっているんです。そのためすずさんが子どもの頃から、ずっと素直に生きてきた人になっている」(絵コンテ集の巻末インタビュ
遅ればせながら「この世界の片隅に」みた。 レビュー記事も遡って読んだ。 そして印象に残ったのが、「火垂るの墓」を下げてから入るレビューが思ったよりあったことだった。 それが的外れであるというツッコミも沢山あったのだけれど、逆に、そのツッコミが必要なほどには、高畑勲作品は観られていないのだろうか。 「火垂るの墓」は戦争反対を訴える映画であり、 「平成狸合戦ぽんぽこ」は自然保護を訴える映画である。 高畑勲作品を引き合いに出すときに、これからもそういった程度の認識で済まされてしまうのだろうか。 「この世界の片隅に」とは全く関係ないことで悲しくなってしまった。 私は、Home, Sweet Home が流されるあの場面を超える演出が、この先あらゆる映画において現れる時が来るのを、まだ想像できないでいる。
千葉電波大学文学部の藤原道通教授は22日、『源氏物語』の作者紫式部によって書かれたとみられる『紫式部裏日記』が見つかったと発表した。本文の大半を清少納言への苦言と批判が占めており、両者の確執を知るうえで貴重な資料になりそうだ。 『紫式部裏日記』は京都市内の古書店で購入した男性が昨年6月、藤原教授に持ち込み鑑定を依頼していた。文体だけでは確証に欠けるため、放射性炭素年代測定法を用いて紙と墨の成分を調べたところ、平安時代中期のものであることが科学的に証明された。 『紫式部日記』は清少納言を「したり顔で偉そうだ」と厳しく批判した部分が広く知られているが、『裏日記』ではさらに本文全体の8割強を清少納言への批判に割いているのが大きな特徴。「生霊になって取り殺したい」「牛車に轢かれてしまえばいい」など読むに堪えない心の闇を優美な筆づかいでつづっている。中宮彰子の出産など『日記』と重なる出来事が多いこと
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