ウクライナ当局は、プーチン大統領の友人とされる親ロ派の野党指導者を拘束しました。ゼレンスキー大統領は捕虜との交換を提案しています。 ウクライナ当局は12日、ウクライナの親ロ派野党指導者メドベチュク氏を拘束したと明らかにしました。 欧米メディアは、メドベチュク氏について、プーチン氏の友人で、「オリガルヒ」と呼ばれる新興財閥の幹部だとしています。 ウクライナのゼレンスキー大統領は迷彩服姿のメドベチュク氏の写真を公開し、ロシア側に対し、ロシアの捕虜となっているウクライナ人との交換を提案しました。 一方、プーチン大統領は12日、停戦交渉について「膠着状態にある」と述べましたが、この発言について交渉のウクライナ側代表団のポドリャク氏は「停戦交渉への圧力」との見方を示したうえで、「交渉は難しいが継続する」と話しています。