六本木ヒルズで観てまいりました。原作未読。 出ているのを知っていたのに出てくるまで出ているのを忘れていたもので、「あら、なんだか今度のダメ男さん、殴ってるけど好みっぽい」と思っていたらそれが宮藤さんでした。「やぁ、宮藤くん、宮藤くんじゃないか!」と一気にカヲル化。あれは、ヤバい。 そういえば、下妻物語がティーン向けのカンヌの映画祭でグランプリをとったそうですね。その賞のこと知らなかった。下妻、ティーン向けなのか……。 公開されたばかりなので、以下たたみます。 続きを読む いつも前を通るのが夜で、毎回「あー、そういえばここにできてたんだよな」と思いつつ入れなかったバナナリパブリックのお店へ。十数年前にTシャツやらはやっていた時期は単なるカジュアルブランドだと思っていたんですが、これまた数年前にNY旅行に行ったときに立ち寄った店舗でイメージをくつがえされまして。オフィス仕様の品質もお値段も妥当
http://kiraware.goo.ne.jp/ 観てきました。いや、なんだか中谷美紀さんの「嫌われ松子の一年」を読んだら、なんだか映画のほうも観ないと気がすまなくなってしまって。しかし、どう考えても、両方興味がある人は、先に映画のほうを観ておくべきですね。「一年」のほうは、どうしてもネタバレしているところがあるから。 それで、感想なんですが、正直観ていていたたまれなくなって、前半は2回くらい帰ろうかと思いました。 追い詰められたら、信じられないようなことをやってしまうような人間っていうのは、たぶん、世の中にたくさんいて、僕もその素養がある人間のひとりなのだと思うのだけれども、じゃあ、それを実際に見せられたら「うん、そうそう」なんて頷けるかと言われれば全然そんなことはなくて、「うわぁぁぁぁぁやめてくれぇぇぇぇ」というのが率直な印象なのです。 でも、公式サイトを観ていたら、 監督として、
見ていて序盤であまりの既知感にぶっ飛ぶ。昨日みた 『メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬』とあまりにも中身が同じ。やっぱりこの映画もあれだ、つまんない人生、だめな生き方を送った人への鎮魂歌なんだ。メルキアデスも松子も同じ、得ようとしたものに逃げられ裏切られなんにも残すことが出来なかったけど、彼、彼女に関わったほんの僅かの人達に、たしかになにかを与えていた、それは、本人の知らない所で…。 何と無く気になったのが、今自分を幸せと感じている人がこの映画にどんな感想を持つのだろうということ。かわいそうと同情するのか、その愚かさを責めるのか…。 そして思ったのが、今この映画をみる多くのひとが、こんなありえない人生をおくる松子に自分の姿を重ねてしまうだろうなあということです。シンシティ、三丁目の夕日もかくやというほど夢のようにきらびやかでずる過ぎるほど感傷的な映像で展開されるラストシーンの美しさを、
初日に観に行ってきました。原作は未見の上、監督と主要キャストをちょろっと確認程度でかなりまっさらな状態で鑑賞。今年劇場で観た邦画では一番かも!?発売されたらDVD買う勢いで!劇中歌収録のコンピアルバムまで買っちゃったし。BONNIE PINKをはじめみなマーベラッス!!今も聴きながら書いてるよー。↓のもの以外にもインストだけ集めたサントラ盤「嫌われ松子の曲たち」もアリ。嫌われ松子の歌たち出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2006/05/24メディア: CD 公開されたばかりなので、「↓」以下、ネタばれ勘弁の方はよきに計らってくださいまし。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓前述したようにほとんど事前情報を仕入れずに臨んだのが効を奏したっていうのもあるけど、かなり新鮮に観れた!そして面白かったー!ストーリー自体は勿論だけど、こんなキャストがあんな役で!?とサプ
『嫌われ松子の一生』50点(100点満点中) 題材が中島監督のタッチに合わない 以前、このページで『下妻物語』を紹介したとき私は、「これこそ、このページを信頼してくれる読者の方にずっと見てほしいと私が考えていた日本映画の形だ」と書き、絶賛した。その監督、中島哲也(なかしまてつや)の最新作が、この山田宗樹の同名小説の映画化『嫌われ松子の一生』だ。 内容は、タイトルどおり松子(中谷美紀)という風変わりな女の一生を描くもの。この女性が何者かに殺害されたというところから話が始まる。彼女はゴミ屋敷のようなアパートに住んでおり、周囲との交渉もほぼゼロ。引きこもりで、不健康に太った不気味な女として登場する。 彼女が殺された原因は何なのか、どんな一生を送っていたのか、それを、残された親類の少年が回想するという展開になる。 映像は、視覚効果に強い中島監督らしく、原色を鮮やかに使ったポップかつ現代的なもの。松
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