細野豪志原発事故担当相(右端)、枝野幸男経産相(右から2人目)、藤村修官房長官(左から3人目)との会合の最後に大飯原発再稼働について語る野田佳彦首相(左から2人目)=首相官邸で2012年5月30日、梅村直承撮影 野田佳彦首相は8日夕、記者会見を開き、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について「国民生活を守るため再稼働すべきだというのが私の判断だ」と表明し、国民に理解を求めた。また、「夏場限定の再稼働では国民の生活は守れない」と述べ、大阪市など周辺自治体から上がっている夏場に限った稼働論を否定。原発の位置づけについては「重要な電源だ」と述べた。会見は、福井県の西川一誠知事の求めに応じる形で開いた。
「ジョージ、左」。大分県豊後大野市緒方町軸丸の農業、吉良繁正さん(70)の声が響く。しっかり聞き耳を立て、重さ400キロの牛を綱で引っ張り、誘導するのはゴールデンレトリバーの雄、ジョージ君(7)だ。 午前6時。「ジョージ!」。声を待ちかねたかのように、綱をくわえて牛舎に勢いよく走ってきた。吉良さんが牛に綱をつけ、「ほら引かんね」と声を掛けるとうれしそうに綱を引いて歩き出した。 「筋肉がつき食欲も出て、良い子を産む」と牛の散歩を続けてきた。ジョージが生後5カ月ごろ、「牛綱と犬の引き綱を両方引くのは大変。犬と牛が一緒に運動したら」と綱をくわえさせると、引くようになったという。 坂道を20〜30分、往復2キロの散歩を終えたジョージ。「お疲れさん、ありがとう」と頭をなでられると、うれしそうに目を細めた。【田中理知】
素粒子ニュートリノの速さが光を超えたとする実験結果について、この結果を公表した名古屋大などの国際共同実験「OPERA」チームが8日、京都市で開催中の「ニュートリノ・宇宙物理国際会議」で「誤りだった」との検証結果を報告した。昨年秋の公表以来、アインシュタインの相対性理論を覆すとして話題を呼んだが、約8カ月で撤回された。 OPERAチームによると、速度の計測に使った全地球測位システム(GPS)とコンピューターをつなぐ光ファイバーケーブルの接続が緩んでいるのが公表後に判明。この影響でニュートリノが実際より速く測定されたとみて5月に2週間の検証実験を実施した。その結果、ニュートリノが光速を超える結果は得られなかったという。同日記者会見した小松雅宏・名古屋大准教授は「(超光速の結果は)ケーブルの緩みが原因」との見解を示した。 この日、欧米など他の3チームも検証結果を報告。いずれもニュートリノと光の速
めんたいこ製造販売のふくや(福岡市)は、従来の激辛めんたいこ「味の明太子(めんたいこ)どっから」の約6.5倍量の唐辛子の辛み成分、カプサイシンが入った超激辛めんたいこ「辛皇(ホットエンペラー)」を直営店で発売した。同社製品では過去最高の辛さという。 内容量は230グラムで、2100円。唐辛子に7種類のスパイスをブレンドし、辛さに深みを出した。また、オリジナルの辛みソースをかけて、辛さの調整もできる。同社は「ふくやのめんたいこは辛いというイメージがあり、その原点となる商品」としている。
落語立川流は7日、昨年11月の家元・立川談志さん死去に伴い、家元制度を廃止すると発表した。 談志さんは1983年、落語協会を脱会して立川流を創設。自ら家元と名乗り、真打ちへの昇進など一門としての判断をすべて決定していた。弟子に上納金支払いを義務づけていたが、家元制度廃止でこれもなくなる。 今後は、総領弟子の土橋亭里馬(どきょうてい・りゅうば)さんを代表とする、立川談四楼さん、立川志の輔さんら7人の理事会が、一門としての意思決定を担うとしている。
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