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  • コルネット(藤野かほる)/ありがとう - ガラパゴスからの船出

    色んなゲームをやってきた私だが、「泣けるゲームは?」と聞かれたら、真っ先に挙げるのが「マール王国の人形姫」というRPGだ。といってもただのRPGではなく、要所々々でミュージカル調になり、敵も味方もボーカル曲を歌いだすという異色のゲームだ。旅の目的はシリアスだが、難易度もソフトだし、かなりコミカルな作品に仕上がっている。 ではなぜ泣けるのかというと、物語の最後にその理由が存在する。ネタバレを避けるため詳しくは書かないが、主人公のコルネットは夢を叶える代わりに、あるものを永遠に失うことになる。この旅を経てコルネットに感情移入しているため、ボロボロと泣くコルネットにプレイヤーである私も涙が止まらなくなる。そこにエンディングとして流れてくるのが、この「ありがとう」という曲だ。 プロデューサーの新川宗平氏が作詞をしているので、物語とピッタリ合った歌詞となっている。「一つの物語が始まり そして、いつか

    コルネット(藤野かほる)/ありがとう - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/07/31
    一番泣いたゲームなのは、大体この曲のせい(´;ω;`)
  • MSTRKRFT/Easy Love - ガラパゴスからの船出

    カナダ出身のエレクトロハウスグループ、MSTRKRFTに出会ったのはやはり深夜のPV垂れ流し番組。 私はテクノやトランスよりハウスミュージック が好きで、あのキラキラとしたシンセの音や、ミドルテンポの上で一定のリズムを刻むキック、踊り続けるベースライン、時に聴こえてくるヴォコーダーなど、テクノやトランスにはない華やかさがハウスにはある。 MSTRKRFTの曲の特徴は、とにかく編成がシンプルで、奇数拍と偶数拍のメリハリが強いところ。それでいて単調にならず、最低限の音で首を振らせる魅力がある。 そんな彼らのデビュー曲がこのEasy Loveである。 ご覧の通りとてもエロいPVに仕上がっている。そもそもこの曲の歌詞が猥雑であり、「あなたが望む時にいつでも私を愛してください」という内容になっている。だから「Easy Love」なのだ。 MSTRKRFTの曲らしくシンプルな仕上がりで、なおかつシンセ

    MSTRKRFT/Easy Love - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/07/26
    とてもエロい(?)PVでお馴染み
  • JAPAN-狂撃-SPECIAL/朝日 - ガラパゴスからの船出

    何が凄いって、まずグループ名のインパクトよね。「狂撃」と書いて「くるう」と読むんだもの。それを「JAPAN」と「SPECIAL」で挟むという、特盛セット感。一目見たら忘れられないだろう。 そんな暴走音楽結社JAPAN-狂撃-SPECIAL(以下狂撃)は、わかりやすい暴走族の世界観と、攻撃的なビートの曲を引っ提げてメジャーデビューし、2000年代を駆け抜けていったパンクバンドだ。今回紹介する曲は、そんな彼らのラストシングル「朝日」である。 当はイカしたPVがあるのだが、なぜか暴れまくっているライブの映像しか残っていない 聴いてもらえばわかるかとおもうが、攻撃力とスピードにステータスを全振りしたような勢いの曲が彼らの特徴なのだ。シンプルなコードしか使っていないのも頷ける。といってもインディーズの頃より(これでも)エモーショナルな曲調になっていたりする。 なんといっても歌詞がエモい。「この一瞬

    JAPAN-狂撃-SPECIAL/朝日 - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/07/16
    土曜の夜のステージを待つ
  • 中村瑞穂/夕焼けの空を飛べたら - ガラパゴスからの船出

    5~15歳の11年間、私はヤマハピアノ教室へ通っていた。5~12歳はグループコース、10~15歳には個人レッスンも始めた。といってもろくに練習などせず、毎週ぶっつけ番とばかりに通っていたから、全くもって上達した感じもなく、それでいて辞めることもなく、惰性で通い続けていた思い出がある。 ヤマハピアノ教室では歌を歌うレッスンもあって、私はそれが好きではなかった。しかしその頃歌った「夕焼けの空を飛べたら」という曲は、そこから十数年経った今でも頭に残っている。 エレクトーンのFM音源やPCM音源で構成されているためか、音はリアルではないものの、管楽器も弦楽器も打楽器も一通り揃っており、程よく賑やかな編成となっている。 左右に振れる高い音や、重低音のあるSFXからこの曲は始まる。夕焼けの空に浮かぶ一番星や、夜の帳が近づく様子を思わせるサウンドだ。そこからはバイオリンやチェロが澄んだ空気を、トランペ

    中村瑞穂/夕焼けの空を飛べたら - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/07/03
    大人に聴かせるには勿体ない名曲
  • ノリアキ/Father's Day - ガラパゴスからの船出

    今日は父の日ということで、こんな曲を。 ノリアキといえば水野敬也の「後輩オーディション」で選ばれ、「デビュー」と「Unstoppable」を引っ提げてデビューした「引きこもりミュージシャン」である。特に「Unstoppable」は知名度が高く、ガリガリの青年があえてジャラジャラとしたアクセサリーをつけ、外面重視のラッパーを皮肉るという「リアル」を前面に押し出したラップが高評価を得ている。 役者としても活動している そんなノリアキのアルバム「This Is da Music.」に収録されている「Father's Day」であるが、Dragon Ash featuring Aco, Zeebraの「Grateful Days」を面白いぐらいにオマージュした一曲となっている。Kjを彷彿とさせる(?)落ち着いたフロウと、Zeebraを彷彿とさせる(?)ガラガラ声のフロウを、一人二役で再現しているの

    ノリアキ/Father's Day - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/06/19
    父の日に何もすることはないが、そんな日をラップした「リアル」な曲があったり
  • KAORI./Tears Infection - ガラパゴスからの船出

    時は2007年。深夜アニメというものを覚えた私が、シリアスでストイックな作品を探し求めていたあの頃、「Myself ; Yourself」(以下マイユア)と出会ってしまった。そもそもこの放送枠、School Daysの後枠だったわけで、その時点で変なニオイがプンプンしてたのよね。 テレビ大阪で金曜深夜28:05~28:35(もはや土曜朝)に放送されていたそのアニメは、学園王道ラブコメだという触れ込みだった。こんな時間に王道ラブコメなんてやっているわけがないだろうと思い一話を見てみたところ、確かに普通のアニメのようだった。主人公「佐菜」(エロゲーを所有しているため、当時の視聴者からは「兄弟」と呼ばれ親しまれた)は幼い頃に住んでいた故郷に一人で戻ってきて、そこで昔の幼馴染と学校生活を送る。うんうん、王道じゃないか。 しかし一人暮らしを始めた佐菜の元に母親が連絡を入れてくるシーン。佐菜は母親に言

    KAORI./Tears Infection - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/06/13
    曲のシリアスさと力強さも、本編の闇の深さも、全てが大好きな作品
  • つのごうじ&ピタゴラス/ゴマゴマゴーマ - ガラパゴスからの船出

    五星戦隊ダイレンジャーは、1993年に放送された戦隊モノで、中華をテーマに作られたオリエンタルな味付けが特徴だった。主人公も龍や麒麟などの中国の伝説の生き物をモチーフにしているし、格闘技は中国拳法だし、必殺技も全部漢字だし、主人公チームの博士的ポジションは「道士」だ。終盤で敵組織のボスが放伐によって代替わりするなど、大人になってから「これも中華思想だったのか…」とわかるような部分があるのも面白い。 正直あまり覚えていないジュウレンジャーと比べて、ダイレンジャーは今でも覚えていたりする。特に終盤でダイレンジャーの理解者道士嘉挧が、敵組織「ゴーマ」の幹部であり、ダイレンジャーたちを倒して変身能力を奪って裏切る展開にはショックを受けた。実は嘉挧は敵組織の穏健派であり、過激派の幹部シャダムとの戦いに勝ち、ゴーマを穏健な組織に改革して、平和な世の中を作ることが目的だった。しかしシャダムには勝てず、駆

    つのごうじ&ピタゴラス/ゴマゴマゴーマ - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/06/04
    ワル自慢のラップはよく聞くが、悪そのものがラップするって珍しいんじゃないだろうか
  • Hayley Westenra/Prayer - ガラパゴスからの船出

    Celtic Womanのメンバー、Hayley Westenraの「Prayer」という曲がある。「Odyssey」というアルバムに収録されているのだが、ARIKAと任天堂が作った「FOREVER BLUE」というゲームBGMで、この曲が使われているのだ。 「FOREVER BLUE」というのはWiiで発売されたゲームであり、海上駐在員の主人公が架空の島「マナウライ島」の周辺の海をダイビングで探索し、魚を見つけたり、ダイビングスポットを発見したり、ダイビングガイドをしたり、イルカと戯れたりできる。一応ホワイトマザーという伝説の巨大白クジラを探すストーリーはあるのだが、比較的自由度が高いので気の向くまま冒険をすることもできる。倒すべき敵もいなければ、何かに追われてミッションをこなす必要もなく、お金のようなものすら存在しない。魅力的なキャラクターは人間より動物のほうが多く、そもそも主人公は

    Hayley Westenra/Prayer - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/05/29
    このアカウントは「FOREVER BLUE」の続編をFOREVERに待ち続ける人間が運営しています
  • ketchup mania/涙☆バキュームサウンド - ガラパゴスからの船出

    ketchup maniaを知ったのは「PLEASE! MARRY ME!!」という曲がきっかけだったが、その後彼らの過去の音源を掘っていった結果、「涙☆バキュームサウンド」が大好きになった。 HIROの住んでいる部屋で撮影したPV。枕がヤバイことに… ポップ色強めのメロコアサウンドが特徴的なバンドである。2000年代といえばメロコア大隆盛の時代だったが、ゼロ年代前半の硬派なメロコアに比べれば曲自体の音圧は高いものの、ドラムのサウンドがやや軽めになっている。一方でそのドラムの手数は多く、そこにボーカルのHIROのキュートな声が乗っかることで、ポップさが強調されるようになっている。 歌詞もまたポップである。どうにもいかなくなって落ち込んでいる時のテンションを、この曲で上げてしまおうという歌であるが、「フルーツチューン鳴り出せば別世界へワープ」「耳もくらむほどの衝撃をこの胸に!」「ピンク色ワー

    ketchup mania/涙☆バキュームサウンド - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/05/15
    キュートなメロコアをここまで昇華させたバンドを、私は他に知らない
  • 奥華子/小さな星 - ガラパゴスからの船出

    奥華子氏(以下奥さん)を知ったのは、スカパーの深夜のPV垂れ流し番組で出会った「ガーネット」という曲だった。同氏の曲を掘り下げていくきっかけとなった一曲だったが、それ以上にインパクトを受けたのは、こちらも偶然聴いた「小さな星」だ。 他の曲と比べればわかるが、この曲の編成は奥さんの中では割と珍しかったりする。イントロが重厚なストリングスアンサンブルから入る。そこに曲の中心で使用されるエレピが合わさってくる。ピアノを多用する奥さんだけに、エレピが非常に新鮮に聴こえる。 Aメロは低音がなく、比較的高めの音で構成されている。コードはメジャーが多いが、合間々々のいいところにセブンスやマイナーコードが入り、歌詞も相俟って揺れ動く不安な気持ちを表現しているようである。そしてBメロに入ると、沈みゆく夕陽を表しているのかマイナーコードが増えるものの、歌詞がAメロに比べて希望を見出すようなものになる。ベースが

    奥華子/小さな星 - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/05/08
    ARIAのEDに使われていても不思議じゃない曲調だと、今更ながら思ったり
  • Cyber Nation Network/GET MY FUTURE - ガラパゴスからの船出

    「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」というアニメがあった。トランスフォーマーシリーズのうち、コンボイがライオン、ガルバトロンが恐竜の姿になっているものであり、3Dであった前作と異なり2Dアニメとして放送されていた。正直話の中身は覚えていないのだが、Cyber Nation Network(以下CNN)の歌う主題歌だけは今も色鮮やかに記憶に残っている。 CNNはバンドデビューを目指すが、なぜか打ち込み系のユニットのオーディションに受かってしまったボーカルのSister MAYOと、「お料理行進曲」の作曲者でもあるプロデューサーのProfessor Hこと平間あきひこ氏によるグループである。詳しいことは昔私がアニヲタwikiに建てた記事に書いてあるのでここでは割愛するが、オケヒを多用したり、外国語の通信の様子をサンプリングしたりと、浅倉大介氏の影響を多分に受けたであろう、当時の

    Cyber Nation Network/GET MY FUTURE - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/04/30
    2000年前後のトランス系アニソンは偉大だなあ
  • Creepy Nuts/だがそれでいい - ガラパゴスからの船出

    Creepy Nutsを知ったのは、何かでR-指定のフリースタイルバトルを見たことがきっかけだった。不良やはみ出し者のアングラ文化が強いヒップホップから、まさか弱者のルサンチマンを柱に曲をリリースするユニットが現れるとは思ってもおらず、その屈折した心情を吐露する彼らに興味を持ってしまった。そんな彼らのメジャーデビューシングルタイトルが「高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。」である。 「だがそれでいい」はこのシングルのうちの三曲目であり、いわゆるB面にあてはまるのだろうが、きちんとPVが作られており、メジャーに出ていく彼らの鎮魂歌とも言うべき完成度を誇る楽曲に仕上がっている。 音楽史を漁れば、過去のダメな自分を振り返って声高に歌う曲はいくらでもある。「あの頃は俺もワルさをして人に迷惑をかけた」だとか「泥水すすって耐えていた」だとか、そういった類のものだ。暗い過去を歌

    Creepy Nuts/だがそれでいい - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/04/24
    Creepy Nutsで一番好きな曲かもしれん。フォークソングのような哀愁すら纏ってるもん
  • 女王蜂/待つ女 - ガラパゴスからの船出

    ♪まーてどくらせど おまえはこなーいー という低くて艶っぽい声をスカパーのPV垂れ流し番組で聴いたのは、もう10年以上前のことだ。 9mm Parabellum BulletとかTHE BACK HORNとか、いわゆる歌謡ロックというジャンルの存在をよく聞くけど、ここまで濃厚な歌謡曲テイストな曲も珍しい。そしてビジュアルが歌謡テイストから一番遠いところにいるのも面白い。アヴちゃんなんか、戦隊モノの敵の幹部みたいな姿なんだもの。 歌詞は情念的で、もはや演歌の世界だ。「待つ女」と銘打っておきながら、ただひたすらに耐え忍ぶ女ではなく、待ちすぎておかしくなったのか、病的に笑って男を追い詰めていく、ストーキングテイストな女の歌だ。 その世界観をしっかりと支えるのがディストーションなサウンドだ。特にリードギターの暴れっぷりが顕著であり、全然関係ないコードをジャーンと鳴らしたり、一人でフラフラ歩いている

    女王蜂/待つ女 - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/04/17
    世界観の確立具合が好き。“スター”っていうより“スタア”という表現がピッタリ
  • Status Quo/Burning Bridges (On and Off and On Again) - ガラパゴスからの船出

    Status Quoというイギリスのハードブギバンドがいる。活動開始が1962年で、今年で結成60年という超大ベテランながら、今でもアルバムを出して精力的に活動しているレジェンドバンドだ。「Status Quo」というのは“現状維持”という熟語だそうで、まさにこのバンドのためにあるような言葉ではないだろうか…。 唯一のオリジナルメンバーでフロントマンのFrancis Rossi。こんなカッコいい72歳がいてたまるか 私はすかんちの「YOU YOU YOU」という曲が好きで、その曲のイントロがStatus Quoの曲をサンプリングしているという話を後に聞き、ポロロッカ現象のごとく彼らに辿り着いた。 一聴きでわかるUKロック感だが、Status QuoがUKロックらしいのではなく、UKロックの礎を作ったのがStatus Quoなのだから当然だ。このブギのシャッフルビートがどれだけのミュージシャ

    Status Quo/Burning Bridges (On and Off and On Again) - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/04/03
    とってもクールでゴキゲンなバンド、それがStatus Quo!
  • 石野卓球/stereo nights - ガラパゴスからの船出

    今も放送されているかは知らないが、スカパーの音楽チャンネルの番組で、ミュージシャンがゲスト兼司会となって、自分の好きなPVを紹介していくものがあった。丁度16年前の今頃に見た回では、スチャダラパーが出てきたのだが、そこで彼らが挙げていたPVのほとんどは電気グルーヴ(以下電気)の石野卓球氏が作ったものであった。私は電気の曲をすでにいくつか聴いていたのだが、石野卓球のソロ曲は初めて知った。それが「stereo nights」である。 なんてくだらないPVなんだ!(誉め言葉)。曲はこんなに素敵なのに、カラオケ風のカタカナ英語表記、同じシーンを繰り返したり、意味もなくをカラフルにして遊んだり、「怖ッ!!」という文字表記など、くだらなさに例を挙げればキリがない。男女のダンスがガチなのも面白すぎる。すごく電気っぽさを感じるなあと思って見返したら、PVはピエール瀧が作っているそうだ。納得。 さて肝心の

    石野卓球/stereo nights - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/03/30
    tonight is the night stereo night
  • メガマソ/トワイライトスター - ガラパゴスからの船出

    アニメ「メジャー」のエンディングの一つとして知られている曲だが、私はこのアニメを見ていなかった。たまたま見ていたスカパーのPV垂れ流し番組でこの「トワイライトスター」を知って、気に入ったのだった。 いわゆるヴィジュアル系バンドにあたるのだろうが、何が驚いたかって、ギターが可愛い女の子なのである。そしてこういうビジュアル系のバンドは、基的にポーカーフェイスのミュージシャンが多いにも拘わらず、めっちゃニコニコしているのだ。いやはや可愛い。 そして後で知ってさらに驚いたのが、このギターの女の子が、女装(男の子)であったという事実だ…。もっとメイクバッチリの女の子になるのが普通(?)なのに、このナチュラル感溢れる涼平氏の女装たるや…。 歌詞はシンプルな言葉を多く使っているにも拘らず、抽象的なのがメガマソらしい。句読点の多さや、文字の並べ方など、涼平氏のセンスが如何なく発揮されている。恋愛の歌とも

    メガマソ/トワイライトスター - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/03/27
    薄明の時間に相応しい一曲
  • D.O/WE ARE 練MUR feat.JASHWON,PIT GOb - ガラパゴスからの船出

    10年以上前に放送されていた、TBSのバラエティ番組「リンカーン」でD.Oを知った人は、そこそこ多いのではないだろうか。私もその一人だったりする。 リンカーンの企画に「ウルリン滞在記」という、芸人が全く縁のない世界で一週間生活するという「世界ウルルン滞在記」のパロディがあった。ギャルサーやらオタク業界やらゲイのマーチングバンドやら、知ってはいるもののどういう世界かわからないようなディープな業界に、芸人がツッコミを入れつつ笑いを誘うものの、感動のラストを迎えるという流れだ。 そのうちの一回として、中川家の剛が練馬のラップクルー「練マザファッカー」に入り、ヒップホップを体験するという回があったのだ。番組では語られていなかったが、この練マザファッカーは元からあったグループというよりかは、地元の緩い繋がりを元にして、この番組の企画のために結成されたもののようだ。しかしそんなことを感じさせないほど、

    D.O/WE ARE 練MUR feat.JASHWON,PIT GOb - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/03/24
    日本のヒップホップ業界に、異質な角度から貢献した一人だと思う
  • Russkaja/Energia - ガラパゴスからの船出

    「外国の面白いミュージシャン教えろ」的なスレで私がよく薦めているのが、このRusskajaだ。私自身も随分前に2ちゃんねるで教えてもらい、唯一無二の独特な音楽性に惹きつけられたクチだ。 彼らのジャンルは「ロシアンターボポルカメタル」だという。ここまでくるともはや足し算の暴力である。彼らが活動するオーストリアを始めとする東欧で生まれたポルカの軽快なリズムに、ボーカルやギターの出身国であるロシア語の歌詞、そしてロシア民謡のどこか物悲しく暖かいメロディが特徴的。「ターボ」と「メタル」に関してはテンポの速さを売りにしているのだろうが、メタルというよりかはパンクロック要素が強い。ホーンセクションがいるので、スカパンクというのかな? 一度見たら忘れられないPVだ。映像を見てもらえればわかるが、「ロシアン」という割にはソヴィエト色が非常に強い。アメリカと競い合った宇宙開発、画面を占める赤い色。ところがタ

    Russkaja/Energia - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/03/13
    歳を重ねるにつれて、自分のエネルギーが不足してきたように感じるのは気のせいだろうか。そう感じた時に聴きたくなるハイボルテージな一曲
  • 自然派と陰謀論の家庭に生まれて ~川井さんの場合~|雨宮純

    陰謀論に関する調査や執筆をしているとよく聞かれる質問がある。「陰謀論にハマった友人や家族を目覚めさせるにはどうしたら良いですか?」というものだ。これに答えるのは非常に難しい。筆者は陰謀論の成立過程や背景については調べているものの、心理やカルト脱会の専門家ではないからだ。このためそうした質問を頂いた際には、一般的な対応策である「傾聴姿勢を崩さず、繋がりを失ってしまわないようにすること」と答えるようにしている。 とはいえ新型コロナと共に陰謀論が広まっている昨今、家族や友人が陰謀論に染まってしまったという話もよく聞くようになり、解決へのより具体的な手がかりが求められているように感じられる。そこで筆者は具体的なケースを集めることでヒントを得られるのではないかと考え、陰謀論を強く信じてしまっていたものの、そこから脱出した方にインタビューを行うことにした。 今回取材した川井さんは両親ともに陰謀論を信じ

    自然派と陰謀論の家庭に生まれて ~川井さんの場合~|雨宮純
  • tacica/神様の椅子 - ガラパゴスからの船出

    tacicaと出会ったのも、スカパーの深夜のPV垂れ流し番組。一耳で「おっ?」となるバンドだった。 この曲もそうなんだけど、tacicaの曲は歌詞も曲調もかなり独特。声の出し方や歌詞の世界観はどことなくBUMP OF CHICKENっぽい。しかし“厭世的な人間賛歌”といえば伝わるだろうか。儚げで悲観的であるのに、それでも人間の温かさを信じている力強さが感じられるのが彼らの曲の強みなのだ。夜明けのまだ暗い部屋の中で、仄かに灯りをつける蠟燭のようなイメージ。 この「神様の椅子」も、漏れなくそのtacica節を感じられる一曲だ。 コードはシンプルなものを多用しているが、不思議なメロディーである。サビが顕著で、盛り上がらなさそうで盛り上がるのだ。サビのほとんどがセブンスコードで、こちらの感情の持っていきかたがあやふやで不安定になっているのかもしれない。でもメロディーラインは美しく、そこにボーカル猪

    tacica/神様の椅子 - ガラパゴスからの船出
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    majaraka 2022/03/06
    モナルカさん、お元気でしょうか…?私は相変わらずのままです