北海道で震度7の地震が起こり、北海道全域の295万世帯が停電した。地震は日本では珍しくないが、こんな大停電は初めてだ。この原因は苫東厚真火力発電所(165万キロワット)が地震で停止したためと言われるが、地震が起きたときの消費電力300万キロワットのうち、55%を1カ所で発電していたことが大きな問題だ。 本来は深夜には原発が「ベースロード」として電力を供給するので、泊原発(207万キロワット)が稼働していれば、大停電は起こらなかったと思われるが、これは原子力規制委員会が安全審査をしており、いつ再稼動できるか分からない。安倍政権は原発の問題からずっと逃げているからだ。 5年以上も放置されてきた原子力問題 安倍首相が原子力問題について判断したのは、2013年10月のオリンピック招致演説が最後だ。このとき「汚染水」の処理について、首相は「国が前面に出る」と言い「状況は完全にコントロールされている」
統計家 株式会社データビークル取締役 西内 啓氏 東京大学医学部(生物統計学専攻)卒業後、東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2010年よりさまざまな企業のデータ分析プロジェクトに携わる。2014年11月、株式会社データビークルの創業に参画し、取締役に就任。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員も兼任する ベストセラー『統計学は最強の学問である』の著者であり、ビジネスにおけるデータ分析の専門家として知られる統計家の西内啓氏が、インフォテリアで常務執行役員を務めた経験を持つ油野達也氏(代表取締役CEO)や、投資家・ブロガーとして活躍中の山本一郎氏(財務担当取締役CFO)とともに、昨年末、データ分析専門の新会社データビークルを設立した。 2015年4月に
『サピエンス全史』で人類がどこからやってきたのかを示したユヴァル・ノア・ハラリは、それに続く『ホモ・デウス』では、私たちがどこへ向かうのかを示す──。 35ヵ国以上で刊行され、400万部突破のベストセラーの待望の翻訳版の刊行にあわせ、経営共創基盤(IGPI)取締役マネージングディレクターで、AI/IoTに関わる企業戦略や事業開発のプロジェクトを数多く手掛ける塩野誠氏が読み解いた。 「意識」はどこからくるのか あなたは人間の「意識」というものはどこにあるのか? 本当に「意識」は存在するのか?と考えたことは無いだろうか? 私は人工知能研究の第一人者である東京大学の松尾豊准教授と対談した際に(*1)、物理法則の中に「意識」または人間の「意思」がどこにも表現されていない、という話を松尾氏に伺ったことがある。 松尾氏によれば、物理現象は決定論的に動いていて、ただ単に「前の状態が決まっているから、次の
スマートフォンや携帯電話が通じなくなった今回の北海道の地震。NTT東日本は北海道内のすべての公衆電話を無料で使える措置を取り長い列ができたところもありました。見かけなくなった公衆電話ですが、どこにあるのかを覚えておくと、いざという時に役立ちそうです。(ネットワーク報道部記者 木下隆児 田隈佑紀) 「連絡を取りたい人がいる」 「でもスマホは電池も切れ使えない」 そんな状態が今回の地震で各地で起きました。 そうした中で役だっているのが公衆電話です。 NTT東日本が、無料で使える措置をとったのです。 NTT東日本の広報室に聞くと、災害に強く、どこに設置されているのか、知っておくと間違いなく役立ちそうです。 ーーそもそも公衆電話って、どれくらい設置されているのでしょうかーー 「スマホや携帯電話の普及でだいぶ数は減りましたが、北海道全域でおよそ5800台です。今回の地震を受けてすべてを無料で使えるよ
札幌の病院で酸素呼吸器が停止したために重体になっている0歳児…『要するに「たかが電気」じゃないって事だよ。電気は命を支えるんだ。』 2018-09-07 Katana Edgeさんのツイート 「たかが電気のために命を危険に晒されて」いるのは、札幌の病院で酸素呼吸器が停止したために重体になっている0歳児だよなぁ。 要するに「たかが電気」じゃないって事だよ。電気は命を支えるんだ。 「たかが電気のために命を危険に晒されて」いるのは、札幌の病院で酸素呼吸器が停止したために重体になっている0歳児だよなぁ。 要するに「たかが電気」じゃないって事だよ。電気は命を支えるんだ。 pic.twitter.com/MCPz55zukU — Katana Edge (@amiga2500) 2018年9月6日 「政治?んー、知らなーい」と言った方がこの人の場合カッコイイと思うんだけど派。 — Katana Edg
2018年09月07日12:33 カテゴリエネルギー 泊原発が動いていたら大停電は避けられた 北海道は地震によって全世帯が大停電という前代未聞の事態になったが、これは地震の発生した午前3時の消費電力300万kWのうち、震源に近かった苫東厚真火力発電所(165万kW)の送電設備が壊れて3基がすべて送電できなくなり、その影響で他の火力発電所も送電を停止したためだ。本州との連系線も(起動する電力がなくて)動かなかった。 この直接の原因は苫東の変電所に事故が起こって送電網から切り離され、周波数が低下したことだ。電力網は需要と供給が一致しないと周波数が乱れ、設備が壊れるおそれがあるため、送電が自動的に遮断される。このため苫東につながっていた他の系統も、連鎖的に停止したものだ。苫東に負荷を集中させた北海道電力のマネジメントにも問題があるが、これを「電源の分散配置を怠った」と批判するのは筋違いだ。 供給
北海道の地震による医療機関への影響は7日も続いた。厚生労働省によると、停電している病院は376カ所。道内に34ある災害拠点病院のうち11カ所が停電しているが、自家発電で対応している。水が使用できなくなった病院は82カ所に上った。 災害派遣医療チーム(DMAT)は道内各地や東北各県、新潟県から派遣された計約50チームが札幌市や苫小牧市、北見市などを拠点に活動を展開している。 停電や施設破損で影響を受けた人工透析施設は42カ所。うち29カ所は周辺施設で対応し、7施設は対応を調整中。6施設は透析間隔を調整することで対応している。 在宅で人工呼吸器を使用している患者については、6日夜の段階で、比較的重度な約650人のうち、約150人の安全確認や医療機関への移送を済ませた。酸素ボンベは自衛隊が運搬することが決まり、防衛省と調整を進めている。 輸血用血液は不足が見込まれる場合は、日赤が全国で調整し、旭
9月6日(木)3時08分頃に発生した最大震度7の北海道地震。被害の全容はまだ明らかにはなっていませんが、どのようなメカニズムで今回の地震が発生したのか、元東京大学地震研究所の都司嘉宣(つじ・よしのぶ)さんに聞きました。 「北海道はもともと2つの島でしたが、合体して今の姿になったと私は考えています。札幌と苫小牧を結ぶ線を境にして東の島と西の島が合体したのです。合体してつながった部分は今の石狩平野で、石狩平野を挟んで東と西では地質学的にも違いが見られます。」 と、都司さんは前置きした上で、 「東西の2つの島が合体したのですから、今も東西から押し合う力が働いていると考えるのが自然です。気象庁の発表では、今回の地震は東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、震源は石狩低地東縁断層帯の付近とみられていますが、単なる断層ではなくて2つの島の境界線と思われます。」とお話になりました。 都司さんの専門は
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