J1札幌が本拠地とする札幌ドームが窮地を迎えて解体論が高まる中、跡地に〝新札幌競馬場〟の建設を高まる声が高まっている。 札幌市の第三セクターである株式会社札幌ドームは、命名権(ネーミングライツ)のスポンサーを公募していた期限の2月29日までに応募がなかったとして、募集期間を無期限延長することを発表した。 札幌ドームは最大の収入源だったプロ野球の日本ハムが、本拠地をエスコンフィールド北海道(北広島市)に移転したことで収入が激減。切り札だった「新モード」も今のところ効果は薄く、広告などが激減して赤字に陥っている。 そして命名権に活路を見出そうと1月からスポンサーの公募を開始したが、希望条件の年額2億5000万円以上が高額な背景もあり、応募なしというまさかの事態に。まさに八方ふさがりの状態となっている。 このままでは赤字を垂れ流し続けることは必至のため、地元を中心に解体を求める声も上がっているが