1.2メートルの円形テーブルにはシート状のレンズとして本を読む際のルーペにも使われる「フレネルレンズ」を3層重ねて敷き、各プロジェクターからの映像をフレネルレンズ上に結像させることで立体映像を実現しているという。フレネルレンズを使用した映像スクリーンは、東北大学大学院工学研究科が開発協力した。 プロジェクターの上にはスピーカーを60台配置。60台のスピーカーを協調的に動作させることで、視聴者はあたかもテーブル上の物体から音が出ているかのように錯覚する。 使用したプロジェクターの解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)というが、そこまで精細な印象はない。これについてブースの担当者は「ブレンディングという、映像をややぼかすような処理を施している。ブレンディングすることでプロジェクター間の中間の視点映像を補完でき、少ないプロジェクター数で立体映像を実現している」と説明した。 視力が悪く、メ