AWS Summit Tokyo 2017のServerless Evolution Dayでの講演資料です。
Netflixのパフォーマンスエンジニアである筆者からの、topコマンドなどで表示されるCPU使用率(%CPU)は、いまや本当の使用率を表しておらず、チューニングなどのための指標として使えないという指摘。なぜそうなってしまったのか、何を見れば本当のCPU使用率がわかるのかをわかりやすく解説した記事。 私たちみんながCPU使用率として使っている指標は非常に誤解を招くもので、この状況は毎年悪化しています。CPU使用率とは何でしょうか?プロセッサーがどのくらい忙しいか?違います。CPU使用率が表しているのはそれではありません。私が話しているのは、あちこちで、あらゆる人たちに、あらゆる監視製品で、あるいはtop(1)でも使われている、"%CPU"という指標のことです。 あなたの考えているであろうCPU使用率90% : 実際 : "stalled"(訳注 : 以下ストールと言う)とは、プロセッサーが
TLPI (The Linux Programming Interface) 再々。 TLPI の輪読の際に @matsumotory よりシグナルセットあたりをまとめるようにと指令が出たので、拙遅な感じでまとめました。 シグナルとは プロセス間通信の一種。「プロセスにシグナルを送信すると、そのプロセスの正常処理に割り込んで、シグナル固有の処理(シグナルハンドラ) が実行される」プロセス側では、シグナルを受信した際の動作(シグナルハンドラ) を設定することや、シグナルをブロックすることも可能。 コンソールで、プロセスを終了させるためにkill -9 <PID>とかCtrl+Cとかした際にも、対象プロセスにシグナルが送信されている。 ちなみに、PID「1」の init や systemd にkill -9 1しても何も起らない。(そういえば昔、oom-killer に init を殺された覚
基本的に Sambaサーバ~Windowsクライアントとの間でファイルのやり取りを行うためには以下のport間での通信を許可する必要があります。 |通信目的 | Samba側の待受けポート |接続元のポート| | ----------------------- | --------------------- | ------------ | |名前登録など |137/udp | 137/udp | |ブラウジングなど |138/udp | 138/udp | |ファイル/印刷サービスなど|139/tcp | Hi/tcp | |ファイル/印刷サービスなど (Direct Hosting of SMB) |445/tcp | Hi/tcp | 137/udp と 138/udp は UDP のため、基本的に双方向に通過可能にする必要がありますが、それではセキュリティが低下してしまいます。実は
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